2022.03.29

CARS

キドニー・グリルが光る BMWの最高級クーペがフェイスリフト

BMWがフラッグシップ・クーペの8シリーズでフェイスリフト(マイナーチェンジ)を実施。内外装や装備内容の見直しを図った。

イルミネーション付きキドニー・グリルを採用

エクステリアは前後まわりを中心に意匠を変更。フロント中央に鎮座するキドニー・グリルにイルミネーションを採用し、存在感をさらにアップ。また、前後バンパーはリデザインするとともに全車にMスポーツ仕様のバンパーやホイールを全車標準装備とすることでグリルとあわせて、ビジュアル面の存在感を強めた。



豪華なMスポーツを追加

インテリアでは12.3インチの大型センターディスプレイを採用。また、ドア・スイッチ部にシルバー加飾を施すなど質感を高めている。

さらに、新グレードのエクスクルーシブMスポーツを設定。20インチ・ホイールや2トーンのメリノレザー・シート、ハンドクラフトのクリスタル素材を用いたシフト・ノブ、さらにグランクーペではパノラマ・ガラスサンルーフを標準で備えるなど、Mスポーツをベースに装備の充実が図られている。



2種類の直6を採用

パワートレインはガソリンとディーゼルの2種類の3.0リッター直6ターボを設定。ガソリン・モデルの840iは最高出力340ps/5000rpm、最大トルク500Nm/1600-4500rpmを発生。ディーゼル・モデルの840dは最高出力319ps/4400rpm、最大トルク680Nm/1750-2250rpmとなる。トランスミッションはどちらも8段ATを組み合わせる。

ボディ・タイプは2ドアのクーペとカブリオレ、4ドアのグランクーペの計3タイプ。いずれも2種類のエンジンと、MスポーツとエクスクルーシブMスポーツの2グレードが選べ、全12機種のラインナップとなる。

価格はクーペが1228万円〜1403万円、カブリオレが1326万円〜1501万円、グランクーペが1198万円〜1376万円。



文=関 耕一郎

(ENGINE WEBオリジナル)

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