2022.04.23

CARS

フェラーリの最新ハイブリッド・スポーツに早くもオープン・モデル登場

フェラーリの新しいミドシップ・スパイダーとなる「296GTS」が公開された。フェラーリ・ブランドの公道向けモデルとしては初の6気筒オープン・トップ・モデルとなる。

GTSの「S」はスパイダー

クーペ・ボディ同様、2.9リッター6気筒とグランツーリスモを表す296GTのあとに、オープンカーを意味するスパイダーの頭文字である「S」を加えた296GTS。ちなみに、クーペの296GTBの「B」はイタリア語で「クーペ」を意味する「ベルリネッタ」の頭文字となる。



14秒で開閉可能

特徴となる開閉式の屋根は電動式のリトラクタブル・ハードトップで、45km/hまでなら走行中でも14秒で開閉できる。ルーフは2分割式でエンジンより前方に格納されるため、エンジン・ルームからの放熱を妨げない上、エンジン・フードからはV6ツインターボを望むことができる。

リア・ウインドウは上下開閉式で、その周りを囲み、格納したルーフ・パネルを覆うトノカバーは、左右をリア・クォータ―・ピラーに沿うような形状にすることでクーペと同じようにルーフ上からの気流をリア・スポイラーへと導く。さらに、ヘッドレスト後方のトリム(室内の造形)やボディの形状により、室内への風の巻き込みを抑えるように設計されている。室内では、センターコンソールにふた付きの収納部が設けられ、シートに専用デザインが施された。



830psのプラグイン・ハイブリッドを搭載

車両重量は296GTBの70kg増となる1540kg。全長4565mm×全幅1958mm×全高1191mmで、全高のみ4mm高くなっている。ボディは再設計により、ねじり剛性が50%、曲げ剛性が8%、それぞれ従来のミドシップのスパイダー・モデルより向上しているという。

パワートレインは296GTBと共通のプラグイン・ハイブリッド・システムを搭載。663psを発生する2992cc120度V6ツインターボがベースで、システム全体では830ps/740Nmを発生する。また、電気モーターを駆動に用いることで、アクセル・ペダルに対するクルマの応答がより速くなると同時に、最大25km、最高速度135km/hのEV走行(モーターのみでの駆動)が可能な点もクーペ・モデル変わらない。



最高速度は330km/h

動力性能は296GTBと比べると、0-200km/h加速は0.3秒遅い7.6秒になるが、2.9秒の0-100km/h加速と、330km/hの最高速度は同値だ。フィオラノ・サーキットでのラップタイムはクーペより0.8秒遅れとなる1分21秒80をマークする。

標準モデルのほかに、8kgの軽量化と10kgのダウンフォース増加をもたらす「アセット・フィオラノパッケージ」も設定。サーキット志向の専用ダンパーが装備され、専用アイテムのミシュラン・パイロットスポーツ・カップ2Rを選ぶこともできる。



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文=関 耕一郎

(ENGINE WEBオリジナル)

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