2022.04.16

CARS

システム出力は最大830馬力!! フェラーリ初のV6ミドシップにしてハイブリッドの296GTBにスペイン・セビリアで試乗!!

フェラーリ296GTB

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ラ・フェラーリ、SF90ストラダーレに続くフェラーリのハイブリッド・モデル第3弾、296GTBの国際試乗会が、スペイン・セビリアのサーキット&公道で開かれた。フェラーリ初のV6ミドシップ+電気モーターの走りをエンジン編集部ムラカミが報告する。

フィオラノ以外のサーキットで開催する初のニューモデル国際試乗会

フェラーリの名を冠した初のV6ミドシップにして、プラグインハイブリッドでもある296GTBの国際試乗会は、本拠地イタリアのフィオラノ・サーキットではなく、スペインのセビリアにあるモンテブランコ・サーキットとその周辺の公道を使って行なわれた。



その意味するところはなにか、という疑問から、このリポートを始めることにしよう。というのも、これまでフェラーリは、純粋なスポーツカーはフィオラノで、それ以外のGTカーは風光明媚などこかの地で、という風に試乗会のロケーションを明確に使い分けてきたからだ。それでは296はその名にもある通り、GTカーに分類されるのだろうか?

フェラーリのプレス担当者の答えは「ノー」だった。「この時期イタリア北部は寒く、雪が積もっているために仕方なくスペインを選んだだけで、GTカーならサーキットは使わない」と断言し、「もっとも、フェラーリがフィオラノ以外のサーキットを使ってニューモデルの国際試乗会を開くのは、長い歴史の中でこれが初めてだけれど」とつけ加えた。

初といえば、約1カ月にわたり、世界40カ国以上から153人ものジャーナリストと編集者を集めて行なわれたこの試乗会の規模自体が、フェラーリとしては前代未聞だろう。

すなわち、フェラーリにとってこれがそれだけ重要なモデルであり、どうしても成功させたいという強い意志の現れだ、と私は受け取った。

とはいえ、試乗前日の食事の席で交わした会話から、296GTBがどんなクルマなのかを想像するのは難しかった。たとえば、今後、スペチアーレのような高性能版は出るのかと訊いたら、「いや、296の最大の狙いはあくまで“ファン・トゥ・ドライブ”だから……」という答えが返ってきたのだ。えっ、それってどういうことなの?



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