2022.05.19

CARS

GRスープラRZより200万円安い 値段でも勝負を挑む日産フェアレディZが価格を発表

日産フェアレディZ

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2022年1月のオートサロンで日本仕様が初公開された新型日産フェアレディZのカタログモデルの価格や装備といった詳細情報が明らかになった。

スタート価格は、524万1500円

気になる価格は524万1500円~。500万円の大台は切れなかったものの、すでに予約が終了している初回限定車の「プロト・スペック」の699万6300円と比べると170万円以上安いプライス・タグが付けられた。ちなみに装備の違いはあるものの、最も安価なグレードは同じ3.0リッター6気筒ターボを積むGRスープラRZよりも200万円以上低い設定となる。



豪華な「T」、スポーティの「S」

グレード体系は初公開時に発表されたとおり、先代と同じ4グレードを用意。標準車の「フェアレディZ」、豪華装備を充実させたグランドツーリング系の「バージョンT」、走行性能を高める装備を加えたスポーティ系の「バージョンS」、さらにTとSを合わせた「バージョンST」となる。

価格は、バージョンTが568万7000円、バージョンSが606万3200円、バージョンSTが696万6300円。新型の変速機は6段MTと9段ATが用意されるが、どちらも価格は同一。ただし、バージョンTは9段ATのみ、バージョンSは6段MTしか設定されない。パワートレインはすでに発表されているとおり、全グレードとも405ps/475NmのVR30DDTT型3リッターV6ツインターボを搭載。駆動方式は先代同様FRを採用している。



初代240ZGを彷彿させる

バージョンTとバージョンSで追加される装備は、バージョンTがBOSEサウンド・システム、本革とスエード調ファブリック表皮の電動調整機能付きシート、バージョンSは19インチのレイズ製アルミ・ホイールや前後異サイズ・タイヤ、アルミ製ブレーキキャリパー、機械式LSD、フロント&リアスポイラーなど。バージョンSTはその両方を備える。また、アクティブ・クルーズコントロールも含めた運転支援装置やナビゲーション・システム、ETC2.0などは全グレードで標準装備となっている。

ボディ・カラーは、イメージ・カラーの黄色や青といったスポーツカーらしい派手な2トーンを含めて全9種類をラインナップ。なかでもZファンから注目を浴びそうなのがバーガンディー。初代S30型の240ZGを彷彿させる栗色が設定された。

なお、生産開始が遅れているため、プロト・スペックをはじめ、発売時期が当初の6月下旬から夏に変更されることも同時にアナウンスされた。



文=新井一樹(本誌)

(ENGINE WEBオリジナル)

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