5月から一般公開スタート　マツダの今と昔がわかるミュージアムがリニューアル

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マツダが広島本社に開設しているミュージアムを全面リニューアル。コロナの影響が落ち着きつつあることを踏まえ、一般への公開を再開する。

1994年にオープン

マツダミュージアムは1994年にオープン。広島のマツダ本社敷地内に置かれ、創業からの歴史や歴代モデルを目の当たりにできる展示が人気を博している。2019年には来館者176万人を達成している。2020年からはリニューアルのために一旦閉館していた。今回のリニューアルでは、ブランド発信拠点としての機能と、ユーザーの親しみやすさの強化を図った。

創設期から未来まで

モノトーン基調の内外装はウッドや温かみある照明を使用することで、最新のブランド・コンセプトに合わせる設えとした。館内は10つのゾーンに分割され、色調や照明はテーマに合わせて演出している。

エントランスには最新モデルが飾られ、原点となる1920〜59年、総合自動車メーカーとして発展してきた1960年以降、モータースポーツ、技術展示、次の100年に向けたビジョンといった内容の展示が展開される。また、車両組み立てを行う実際の工場内を見ることができる生産ライン見学コースも従来どおりに設置されている。もちろんショップも併設さえ、ここでしか購入できないマツダミュージアムのオリジナル・グッズを購入することが可能だ。

オンラインでも楽しめる

同時に、オフィシャルサイト内にオンラインマツダミュージアムを開設。各ゾーンの解説や、ドローン撮影した館内映像がウェブで視聴できる。また、子ども向けに自動車産業やクルマづくりをわかりやすく説明したコンテンツの「マツダキッズチャンネル」も用意された。

現地の見学は5月23日から開始。完全予約制で5月16日から受け付ける。なお、オンラインマツダミュージアムは絶賛公開中だ。