2022.05.24

CARS

リッター17.8kmの高い燃費性能を持つディーゼルがアウディの小型SUV、Q2に加わった

アウディのBセグメントSUVのQ2にディーゼル・エンジンを搭載した「TDI」が追加された。

2.0リッターで150ps/340Nm

2021年2月にマイナーチェンジが行われたQ2は、これまで150ps/250Nmの1.5リッター直4ターボと、スポーツ・モデルのSQ2用の300ps/400Nmを発生する2.0リッター直4ターボといったようにガソリン・ユニットのみだったが、新たに150ps/340Nmの2.0リッター直ディーゼル・ターボを追加した。



微粒子フィルターと尿素SCRで排ガス規制をクリア

この直4ディーゼル・ターボはコモンレール燃料噴射システムをはじめ、ディーゼル微粒子フィルター(DPF)や尿素SCR(選択触媒還元)システムを採用することで日本の排ガス規制をクリア。燃費はWLTCモードで17.8km/リッターをマークする。ガソリン・モデルと同じくドライブトレインはデュアルクラッチ式7段自動MTのDCTを用いた前輪駆動で、右ハンドルのみが導入される。



内外装はガソリンと変わらず

ラリーで活躍した往年の名車「アウディ・スポーツ・クワトロ」イメージしたボンネット先端の3分割スリットなど、エクステリアはガソリン・モデルと同じ。グレードはベーシックな「アドバンスト」とスポーティな「Sライン」の2タイプで、アンダー・ガードがアドバンストはシルバー、Sラインはボディ同色となるなど両車は外観で差別化が図られている。また、マトリクスLEDヘッドライトやダイナミック・ウインカーがオプションで選べるのはSラインのみとなる。

インパネまわりでは、メーターは中央に3.5インチカラー液晶を配置した指針式が標準。12.3インチディスプレイを使用したデジタル・メーターの「バーチャル・コックピット」は8.3インチ画面のナビゲーション・システムなどとセットでオプション設定される。また、ワイヤレス充電器などを含むセット・オプションを選択すれば、Apple CarPlayやAndroid Autoを使用できる。

価格は418万〜455万円となっている。



文=関 耕一郎

(ENGINE WEBオリジナル)

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