2022.05.25

CARS

日本市場への割り当ては400台 アバルトの限定車695エッセエッセが登場

アバルト500シリーズのトップ・モデルとしてその都度限定的に導入される695に「エッセエッセ」が登場した。歴代モデル同様、台数限定で今回は1390台。そのうち日本へは400台が導入される。

エッセエッセはSSのイタリア語読み

1960年代のツーリングカー選手権で600cc以下のクラスを制したアバルトが、700cc以下クラスにステップアップするべく開発したのはフィアット・アバルト695。その高性能版として1964年に発表されたのが695SSだ。車名の「エッセエッセ」はSSをイタリア語で「エッセエッセ」と発音することに由来する。



アクラポビッチ製エグゾーストを装着

その695SSにヒントを得た今回の695エッセエッセは、通常販売モデル最強の595コンペティツィオーネがベース。180ps/250Nmの1.4リッター直4ターボに5段MTと、ベース車とは設計が異なるアクラポビッチ製のエグゾースト・システムを組み合わせる。

エンジン・フードはアルミ素材で、リアには角度調整式スポイラーを装着。ホイールは通常とはデザインが異なる17インチで、ボディ・サイドのストライプをはじめとするホワイトのアクセントが随所に配されている。また、ボディ・サイドに「695」、リアに「695esseesse」のエンブレムが取り付けられている。



シートはサベルト製のスポーツ・タイプ

インテリアは、背面がホワイト仕上げとなる車名ロゴ入りのサベルト製スポーツ・シートと赤いシートベルトを装着。アルカンターラ張りのダッシュボード、フロアマットやトノカバーにもロゴが入り、シフト・ノブはカーボン調仕上げとなる。

ハンドル位置は左、右ともに設定され、ボディ・カラーはグレーとブラックの2色。合わせて4タイプをそれぞれ100台ずつ用意する。価格は470万円。



文=関 耕一郎

(ENGINE WEBオリジナル)

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