2022.07.11

CARS

はたして動態保存は可能なのか!? ヤフオクで25年オチのシトロエンを7万円で落札した編集部員の運命やいかに!【シトロエン・エグザンティア(1996年型)長期リポート#4】

修復を終えたエンジン編集部ウエダのシトロエン・エグザンティア(1996年型)。購入時にはすでにラインが少し柔らかな欧州仕様のバンパーに交換されていた。

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中古車事情に詳しいエンジン編集部員のウエダが2021年6月、シトロエン・エグザンティアを購入。走行距離は約16万km、価格は7万円で、しかも内外装は傷だらけという代物である。なんでまたよりによってそんな手強そうな売り物に手を出したのか? 4回目のリポートは、いよいよ彼にとって4台目となる青いエグザンティアとの出会いをご報告する。

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4台目のエグザンティアはお買い得?

2021年6月、僕はヤフー・オークションであるエグザンティアを見つけてしまった。3台目同様正規輸入車だが、今度は上位グレードの“V-SX”だ。出品時のタイトルはこんな感じだった。

【希少】エグザンティアV-SX 検2021年8月 ハイドロ機関好調 サンルーフ ETC 個人出品 売り切り スフェア交換済み

近頃、エグザンティアの出品はなかなか珍しい。業者による出品でなく、個人出品となればさらにまれだ。

社外品とおぼしきスポーティな大径のアルミホイールや、太いマフラーは正直好みじゃなかった。テール・ランプやサイド・マーカーもクリアの後期のタイプに変えられている。けれど、ブルー・モーリシャスという名の、濃い青色自体は悪くないな、と思った。クルマ全体の雰囲気も、新車から25年が過ぎ、しかもまもなく16万kmという走行距離の割には、意外としゃきっとしている、ように見えた。価格は7万円スタートで、入札は今のところない。



「セカンド・オーナーとして2002年から20年近く乗りましたが、C5への乗り換えのため手放します」……最初の一文で、もう出品者の現オーナーが相当のシトロエン好きだと分かった。

そこから続くクルマの紹介も、生半可な知識で書かれたものではなかった。「シトロエンといえば、なんといっても油圧と窒素によるハイドロニューマチック・サスペンション。このエグザンティアは、その電子制御版のハイドラクティブIIを搭載した上級グレードのV-SXで、中期型と呼ばれる1996年型です。窓の見切りが低いキャビンには開放感があり、内装はお洒落なチェック柄。希少なサンルーフ付き。エンジンはトルクが太いSOHCの2リットル4気筒、オートマチック・トランスミッションはトラブルが少なく安心のZF製の組み合わせ。近代化されて丸みを帯びた後期型に比べ、中期型はベルトーネによるデザインそのままのシャープなボディ・ラインが魅力です」

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