2022.10.24

CARS

ヤフオク7万円25年オチのシトロエン、ヘッドライトが暗くてこのままでは車検に通らない!?(後篇)【シトロエン・エグザンティア(1996年型)エンジン編集部員の長期リポート#10】

エンジン編集部員が隔週連載でお伝えするシトロエン・エグザンティアの修理奮闘記!

全ての画像を見る
エンジン編集部員のウエダが2021年6月、シトロエン・エグザンティアをヤフー・オークションで購入。走行距離が約16万km、価格は7万円で、しかも見た目は傷だらけのクルマながら、板金塗装代50万円、部品代70万円、工賃80万円、計200万円を投じて仕上げることに……。10回目のリポートは、前篇から続くパーツ捜索の後篇。国内の部品商にとどまらず、解体車や、海外まで捜索の網を広げた結果、見つかった部品と、見つからなかった部品について、どうやって対応したかをリポートする。◆前篇から先に読む場合はコチラから!

新品がなければ中古を、それもなければ海外で探す

前回ご報告したとおり、残念ながらエグザンティアの弱点ともいえる、油圧回路系の部品の多くはヤナセオートシステムズのPa-netではストックがなかった。具体的には、劣化するとボンネットを突き上げるというサスペンションのアッパー・マウント(リポート車両はすでに前オーナーが対策品に交換していた)や、LHMと呼ばれるブレーキ&ステアリング&サスペンション・フルードの流れる、車体の各部を繋いでいるホースなどだ。

新旧をニコイチしてできあがったヘッドライト・ユニットとグリルを組み付ける。ライトの透明度が高いと、クルマが一気に蘇ったように見える。

予算の都合と、このあたりの部品の過去の交換履歴を信じて、1本だけ見つかったLHMのリターン・ホースや、部品取り車のエグザンティア・アクティバから流用した部分を除き、先送りにすることにした。ただしこの判断は、後々後悔することになるのだが……。

変形してしまったダッシュボードや、穴の空いた運転席シートの生地、シフトノブなど内装系の部品も、やはり絶版だった。これくらい、解体車を探せばあるだろうと気軽に考えていたが、「あそこにあるよ」「ここで見たよ」などという情報を耳にして問い合わせてみると、すでに5年10年前の話だったこともザラで、そのほとんどがすでに廃車にされていた。

1990〜2000年代のイタリア車、フランス車の中では、エグザンティアは比較的販売台数が多かったはずだが、いやはや日本国内においては、すでに絶滅危惧種のようである。

無料メールマガジン会員に登録すると、
続きをお読みいただけます。

無料のメールマガジン会員に登録すると、
すべての記事が制限なく閲覧でき、記事の保存機能などがご利用いただけます。

いますぐ登録

PICK UP



RELATED