2022.07.18

CARS

GLAやX1では味わえない艶やかさ! アルファ・ロメオの新コンパクトSUV、トナーレに乗る。

アルファ・ロメオ・トナーレ

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新時代アルファの第1弾となるハイブリッド・モデルが登場。イタリア語で“音色”の意味を持つ名前を冠されたコンパクトSUVの走りはどうか? イタリアから塩見智が報告する。

ブランド初のCセグメント・コンパクトSUV

ステランティス社のCEOであるカルロス・タバレスは、数多く抱えるブランドのうち、アルファ・ロメオを電動オフェンシブなブランドに選び、その舵取り役のCEOを、これまで自らの腹心としてプジョーのトップを任せていたジャン=フィリップ・アンパラトに託した。

大径20インチ・タイヤとフェンダーの黒い縁取りがボディの厚みを打ち消す。

彼が放つ最初のアルファ・ロメオであるトナーレ・ハイブリッドは、電動アルファの1stマイルストーンとしての使命を帯びている。行く先が不透明な電動化の尖兵を、現時点でややくすぶっているブランドが担うという意味ではジャガーと同じだ。

イタリア・コモ湖のほとりを拠点に開かれた試乗会。前夜のパーティーで、アンパラトCEOは、「今回のトナーレ・ハイブリッドに続き、23年にはトナーレPHEVを発表する。24年に発表するトナーレよりさらに小型のSUVにアルファ初となるEVを設定し、25年にはEV専用モデルを発表する。そして27年にはすべてのアルファ・ロメオをEVとする」と、かねて明らかにしていた構想を繰り返した。

一方で日本のメディアの方を向き「ところでジュリアGTA、GTAmをたくさん買ってくれた日本に感謝します」と茶目っ気たっぷりに話す。話術に長け、電動アルファの未来は明るいのではないかと感じさせる魅力的なトップだった。

トナーレはメルセデス・ベンツGLA/GLB、BMW・X1/X2、アウディQ3/Q3スポーツバック、それにミニ・クロスオーバーあたりと同じ、いわゆるCセグメントのSUVであり、実際にこれらと販売競争を繰り広げることになるだろう。

1.5リッター直4ターボ・エンジンと7段DCTに、オルタネーター代わりのBSG(ベルテッド・スターター・ジェネレーター)が組み込まれる。このエンジンは直噴で可変ジオメトリー・ターボを採用したなかなかのハイチューン・ユニットで、最高出力160psと最大トルク240Nmを発する。

アイコンのダブル・バブル形状のメーター・カウルは維持されたが、中身は12.3インチのフル液晶。

日本仕様はフロントグリルの縁がブラック塗装のヴェローチェとクローム塗装のTIの2種類。パワートレインは共通。ヴェローチェにのみ減衰力可変の電子制御サスやステアリング・パドルが備わる。

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