2022.07.23

LIFESTYLE

外観からは想像がつかない大きな庭がこの裏に! 新宿区に建つとは思えないリゾートのような家がすごい!!

アトリエ棟(右手)と住居棟の二つの建物からなる加藤邸。アトリエ棟は建物右手から入った奥が入り口で、住居棟の入り口はアトリエ棟との間。家を囲む植物は、加藤さん自らが植えたもの。

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雑誌『エンジン』の人気企画「マイカー&マイハウス クルマと暮らす理想の住まいを求めて」。今回は東京・新宿区にある2棟が並ぶ住宅。外観からは想像できないがこの家には、家庭菜園もできる広々とした庭がある。建築家が自ら建てた「リゾートのような家」とは? デザイン・プロデューサーのジョースズキ氏がリポートする。【マイカー&マイハウス】過去の連載を読む


庭を造る生活がしたかったから……

赤いアルファロメオ・ジュリエッタ(2013年製)が顔を出している、新宿区落合にある建築家の加藤雅康さん(59歳)一家のお宅。窓のない小さな家のように見えるが、この建物は仕事用のアトリエ。注意して見ると、白い壁の上下に建物を囲むように窓が続いているのが分かる。住居は、左奥の建物。この家の魅力は、外観からは想像できない広さの庭があることだろう。それまでマンション暮らしだった加藤さんが家を建てた大きな理由は、「自分で庭を造る生活をしたかった」から。



加藤さんが自邸をつくる準備を始めて、この土地に出会うまで3年。多くの住宅を手掛けてきた建築家にとっても穴場だった。以前この場所に建っていたのは、築50年を超える日本家屋。庭に使われていた趣のある石や蹲つくばいは、そのまま加藤邸で利用されている。

加藤さんが50代半ばにして家づくりを決意したのは、今後のライフスタイルの変化を視野に入れて。それまで別途借りていた事務所を、住居と同じ敷地内に設けるのが大きな目的だった。しかも建物の一部を事務所利用するのでなく、2世帯住宅のように玄関を別にすることを希望。最終的に加藤邸は、道路に沿った場所にアトリエ棟、一段高くなった敷地奥に住居棟と、2つの建物による構成になった。

加藤さんだけでなく、奥様もお嬢さんも建築に関心が高い加藤家。休暇となると建築の見学を兼ね、名の知れた建築家が手掛けた宿に泊まることを繰り返した。そうした体験を重ねて分かったのは、加藤家が望んでいたのは「リゾートのような家」。つまり、心和む空間でありながら生活感がなく、ゆとりのあるバスルームがあり、窓からの庭の景色が魅力的な家だ。建築家の自邸であれば、自身の仕事のショールームになるうえ、実験の場にもなる。加藤さんは、思い切った自邸の設計を行った。



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