都内はリッター6キロ台!?　ちょっと古いメルセデスの弱点（笑）【メルセデス・ベンツ300TE（1992）長期リポート #153】

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エンジン編集部の長期リポート44号車／メルセデス・ベンツ300TE（1992）

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雑誌『エンジン』に掲載された編集部の長期リポートの44号車、メルセデス・ベンツ300TE（1992年型）の過去13年間分の記事をWEBで再掲載している連載です。毎週水曜日12時更新。今回は走行距離が31万9500kmの2022年7月号のリポート。◆前回、#152のワイパー・トラブルのリポートはコチラ

EVシフトが加速するいまだからこそ、ちょっと古いクルマを楽しみたい

今月の走行距離は600km。先月ワイパーを修理してからは、トラブルなしで過ごしている。写真は巻頭特集で取材したAMG300TEとのツーショットである。どちらも濃紺ボディのステーションワゴンなのに印象がまったく異なる。フェンダーが張り出したAMG300TEはワイド＆ローで、フロント・スポイラーやボディ同色のラジエター・グリルにより迫力があるのだ。走行シーンの撮影ではいさましい排気音と、ほとんどロールしないコーナリング姿勢に驚いた。

AMG300TEオーナーと共通の悩みは最近のガソリン価格である。先日、海老名SAでハイオクをいれたらなんとリッター200円だった。44号車は都内をチョロチョロ走るだけだと、6km／リッター台の燃費になり、満タンで380kmぐらいしか走らない。給油で1万円以上のレシートを手にすると、EVシフトが加速するなあと思う。だからこそいま、ちょっと古いクルマを楽しみたい。同じボディながらボアアップや排気系チューンによる違いを味わえるなんて、ちょっと古いクルマならではの楽しみだからだ。2台を見比べながらそう思った。

文＝荒井寿彦（ENGINE編集部）

■44号車／メルセデス・ベンツ300TE（1992）
Mercedes-Benz 300TE（1992）
購入価格　168万円
導入時期　2008年9月
走行距離　31万9500km

（ENGINE2022年7月号）

◆2009年、4万3000km　44号車の第4回目のリポートはコチラ！
名医の診察にかかる　44号車はやはりお宝だった！

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