歴史と伝統は重んじても、時代に流されず秩序と調和を大切にするからこそ物語が生まれる。デザインに心を奪われ、機能に夢中になる。そして気になりだすと、見えないことがもっと知りたくなる。「どうしてこのデザインが誕生したのか」、「どのように作られているのか」、「どのような歴史を辿ってきたのか」――。時計には製作者やブランドの想いが込められたストーリーがあり、知れば知るほど虜になってしまう。そんな素敵なモリッツ・グロスマンの魅力を紹介しよう。
べヌー 37 アラビック ブラック
2019年登場。当初日本限定として進められたが、その出来栄えに急遽レギュラーモデルに。シンボルのアラビア数字は、1930年代のスタイルに着想を得て、躍動感あるセリフが当時の華やかさを伝える。4mm厚の薄型Cal.102.1は、非対称レバー式脱進機と調整を容易にした緩急調整装置を搭載し、段差式テンプ受けの装飾にも目を見張る。手巻き。ホワイトゴールド、ケース直径37mm。473万円。
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テンプ受けの特徴でもある段差部分にも丁寧な面取りが施され、調整ネジの頭は四角に整えられる。圧巻はやはり手彫りの模様だ。
独自の針は金属板から切り取り、ダイヤモンド製やすりで立体成形と研磨後、磨き上げる。針こそ個性というブランドの哲学が宿る。
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