2022.07.10

CARS

タイプRだけがシビックじゃない シビックにスポーツが売りの新型ハイブリッドが登場

ホンダ・シビックにハイブリッド・モデルの「e:HEV」が追加された。ハイブリッドとタイプRの登場は現行モデルの発表時に予告されていたが、1年ほどの時を経て、まずはハイブリッドが導入されることになった。

直噴の新エンジンは世界トップレベルの熱効率

ハイブリッド・システムはステップワゴンと同じ2.0リッター直4エンジンに2つモーターの組み合わせたものだが、シビックでは直噴式の新エンジンを採用。これまでのハイブリッド用エンジンと同様にアトキンソン・サイクルとの組み合わせにより41%という世界トップレベルの最大熱効率を実現している。エンジンの最高出力141ps/6000rpm、最大トルク182Nm/4500rpm。ステップワゴン用などに対して高トルク化とエンジンでの走行可能領域を拡大し、燃費や排出ガス、静粛性の改善と、リニアなレスポンスや爽快な加速を実現するという。



バッテリーも進化

電気モーターはステップワゴン用と同値の184ps/315Nmを発生。リチウムイオン・バッテリーは全高を抑えつつエネルギー密度を向上させることでハイブリッド・システムの軽量化と高出力化を果たすとともに、耐用年数を考慮しつつバッテリー容量の使用領域を拡大した。

また走行モードには、「インディヴィデュアル」モードを新規採用。パワートレインのほか、ステアリングの特性やメーター及びディスプレイの表示を個別に、好みの設定を選んで組み合わせることができる。



室内の広さはガソリンと同レベル

ハイブリッド・システムの改良は車体の低重心化やボディの高剛性化にも寄与。専用設定のダンパーの採用やバネ下重量の低減によりハンドリングや安定感の向上を図った。

ハイブリッド・システムを後席下に収めることで、室内はハイブリッド化の弊害を感じさせず、荷室は床上容量が1.5リッター直4ターボのEXグレードと同等の404リッター、床下にも5リッターの収納スペースを確保した。



ハイブリッド専用の装飾で差別化

外装にはe:HEV専用エレメントを各部に配したほか、フロント・グリルやドア・ミラーなどをグロスブラックとし、エンブレムをブルーで縁取り。リア・バンパーは下端にマフラーの存在を感じさせないガーニッシュを設置した。

インテリアは、「ホンダe」にも見られるスイッチ式シフト・セレクターを採用。専用メーターは加減速状況を表示するパワーメーターをエンジン回転計風にし、ステアリング・パドルで選択した減速の強さも確認できるようにした。

モノグレード設定で、価格は394万0200円。ボディ・カラーは標準色が1色、有償色が4色の5色用意される。

ついに市販化される新型シビックe:HEVは、まもなく生産終了するインサイトに代わり、ホンダのハイブリッド車ラインナップを支えることも期待される。



文=関 耕一郎

(ENGINE WEBオリジナル)

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