竹岡圭と藤島知子が選ぶ550万円以下の注目車とは?
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F1技術の採用にびっくり竹岡 アルカナはF1での技術を持ってきたっていうのが、メカ好き心をくすぐるよね。目に見えるカタチでF1の技術が落とし込まれるのって、なかなかないでしょ?藤島 アルカナが搭載する新型ハイブリッド・システム「E-TECH」のことですね。ドグミッションを採用している。
竹岡 そうそう。ドグミッションを積んでいるのなんてほかにない。ワクワクしちゃう。藤島 クラッチで断続しないドグミッションって、レスポンスはいいんだけど、快適性はどうなのってイメージじゃないですか。でも、変速ショックなどの不快感はまったくないです。そこがすごい。竹岡 駆動用のメイン・モーターとHSG(ハイボルテージ・スターター&ジェネレーター)という2つのモーターがあって、HSGがギア・チェンジをスムーズにしているんだって。藤島 ギアはモーター側に2段とエンジン側に4段あって組み合わせ次第で合計12段でコントロールできるんですよね。本当にいつ変速しているかわからないくらいスムーズ。―― 乗り味が滑らかということですか?竹岡 そう。EVモードでの走り出しは、いかにもフル・ハイブリッド・モデルという感じ。藤島 発進はモーター、低速域ではモーターとエンジンを効率よく、高速ではエンジンがメインになるシステムです。エンジンが始動しても、嫌な振動がないですね。
竹岡 バッテリーをたくさん積んでいないのに、街中では結構モーターで走るよね。藤島 2つのモーターによる回生が優れていると思います。ブレーキングでグーッとチャージします。竹岡 そうそう。ブレーキ踏むのが楽しくなるぐらい。藤島 一方、加速ではエンジンの気持ち良さが味わえます。そこがアルカナのいいところですね。竹岡 っていうか、ルノーなんだよね。ルノーが持っているスポーティな感じがアルカナにもちゃんとある。脚も引き締まった感じ。SUVなのに腰高な感じはしないし。藤島 モータースポーツで磨き上げた技術を快適性や操縦性に結び付けているところがクールです。竹岡 フル・ハイブリッドで、F1技術が入ってて、質感が高くて429万円は安いと思う。
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