2022.07.16

CARS

アルピーヌの創業者の生誕100周年を祝う限定モデル A110GTジャン・レデレ登場

アルピーヌは「A110ツール・ド・コルス75」と同時に、A110GTに特別仕様車「ジャン・レデレ」を日本に導入する。フランス・ディエップで5月に実施された、アルピーヌの創業者であるジャン・レデレ氏の生誕100周年を記念したイベントで公開された限定モデルだ。

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1922年にディエップで生まれる

ジャン・レデレは1922年5月17日にディエップで生まれた。父親が経営していたルノーのディーラーを当時のフランスでは最年少となる24歳で引き継ぐ。その後、ルノー車でレースに参戦し、性能向上を求めて改造を始めたことがアルピーヌの起源だ。生誕の地には現在、彼の名を冠した工場が建ち、もちろん今回の限定モデルもこのディエップ工場で生産される。



アルピーヌの処女作を再現

A110GTをベースにしたこの限定車は、光沢のあるブラックのルーフと、グリ・モンテベロと呼ばれるグレーのボディを組み合わせる。この色合いはジャン・レデレの好みに沿ったもので、1963年1月に発表されたアルピーヌの処女作を再現した伝統のボディ・カラーだという。ホイールは18インチの「グランプリ」で、ブレーキ・キャリパーはシルバーで塗装される。

室内には、ブラック・レザー表皮のリクライニング機能が備わるサベルト製スポーツ・シートが備わり、ダッシュボード、センタークラスターはアルカンターラ調のマイクロファイバー仕上げとなる。シートやダッシュボード、ステアリング・ホイールにはボディ・カラーとコーディネートしたグレーのステッチが施される。また、ステアリング・ホイールの12時の位置には中立位置を示すセンター・ラインの刺繍が加えられている。

日本への導入台数は10台で、ハンドル位置は左右選択可能。7月24日まで公式ウェブサイトと正規販売店で購入申し込みを受け付け、希望者多数の場合は抽選。期間内の申し込みが販売台数に達しない場合は通常販売される。なお、購入者には専用デザインのネグローニ製ドライバーズ・シューズがプレゼントされる。

価格は「A110ツール・ド・コルス75」と同じ1064万円となっている。



文=関 耕一郎

(ENGINE WEBオリジナル)

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