2022.07.28

CARS

「極限」を車名に掲げ、スポーティさをさらに極めたアルファ・ロメオの限定車

アルファ・ロメオのスポーツ・セダンである「ジュリア」と、SUVの「ステルヴィオ」に特別仕様車「エストレマ」が設定された。「ヴェローチェ」をベースにスポーティさを際立たせたモデル。車名に用いられたイタリア語の「エストレマ」は英語の「エクストリーム」に当たる言葉で「極限」「極致」を意味する。

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カーボンなどで黒基調コーデ

エクステリアは、グリル・インサートとドア・ミラー・ハウジング、エンブレムをカーボン製に変更するとともに、ブラックのブレーキキャリパーを採用するなど、黒基調のコーディネートとした。またジュリアには、ダークデザイン19インチホイールも特別装備される。インテリアは、カーボン・パネルやレザー+アルカンターラのスポーツ・シートを持つスポーティな仕立てを持つ。またサンルーフを標準装備化した。



可変ダンパーを搭載

メカニズム面では「アルファ・アクティブ・サスペンション」の採用がトピック。電子制御式可変ダンパーを備え、ドライブモード・システムの「DNA」で選択した走行モードに応じて減衰力を最適化することで、俊敏なハンドリングと快適な乗り心地の両立を図っている。

パワートレインは両車ともベース・モデルと同じ280ps/400Nmの2.0リッター直4ガソリン・ターボを搭載。8段ATを組み合わせで、ジュリアが後輪、ステルヴィオが4輪を駆動する点もベース・モデルと変わらない。

ボディ・カラーは鮮やかな青メタリックのミザーノブルーとブルカノブラックの2色を設定。販売台数はジュリアがブルー45台、ブラック25台の70台、ステルヴィオがブルー50台、ブラック30台の80台となっている。

価格はジュリアが690万円、ステルヴィオが823万円。



文=関 耕一郎

(ENGINE WEBオリジナル)

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