2022.09.15

CARS

いま買って乗っておきたいのはこのクルマ! モータージャーナリストの西川淳が選ぶ、欲望を刺激する20台!! 1位は赤いあのスポーツカー!

モータージャーナリストの西川淳が選ぶ、いま買って乗っておきたいクルマとは?

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10位 BMWアルピナD3S/B3(リムジン、ツーリング)

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10位 BMWアルピナD3S/B3

D3SではなくB3を推す。乗り味がまるで異なるから。B3の走りは3シリーズtuned byロールス・ロイス。究極の実用車として一度は特注してみたい一台。

9位 アストン・マーティンDB11(V8、V12、ヴォランテ含む)

9位 アストン・マーティンDB11

美しいクーペを描くとたいていアストン・マーティンになる。そのアストンのなかでも現行ラインナップのなかで最も美しいモデルがDB11だ。

8位 マクラーレンGT

8位 マクラーレンGT

クルマもオーナーも“これ見よがし”が基本の斯界において、高性能に加えて一定の実用性と抑制の効いたスタイルで究極の自己満足を目指した。

7位 アルピーヌA110(GT、S含む)

7位 アルピーヌA110

あまりに隙なく完成度も高いゆえに面白みに欠けると思う反面、これほどストレスなくクルマ運転趣味のある生活を叶えてくれるクルマも稀有だ。

6位 アバルト595

6位 アバルト595

形や駆動方式などケータハムとはある意味対極にありながらも、ドライブの基本=走る曲がる止まる喜びを教えてくれるという点では双璧をなす。

5位 ケータハム・セブン(170S、480S含む)

5位 ケータハム・セブン

ケータハム、というかセブンはクルマ界で別格の存在だ。ドライブの基本が文字通り剥き出しに備わる。進化のグランドゼロを知る絶好の機会。

4位 マツダ・ロードスター

4位 マツダ・ロードスター

モデル末期を察して尚、試乗会に行くのが楽しみで、乗った後には欲しくなって公式サイトを覗きにいくクルマなど本当に稀有だ。日本の誇り。

3位 シボレー・コルベット(コンバーチブル含む)

3位 シボレー・コルベット

これまたブランド(コルベットの場合モデル単体だが)の新旧ブリッジ・ミド。完成度から察するにまだ見ぬZ06があれば文句なしに1位だったかも。スタンダードモデルでも街乗りから長距離ドライブ、サーキットまでハイレベルでこなす。

2位 マセラティMC20

 2位 マセラティMC20

ブランドにおける新旧のブリッジとなるモデルがカーボンモノコック・ボディのミドシップ・カーということ自体が喜ばしい。技術的に興味深い新開発V6エンジンと見れば見るほど気になるスタイリング、そして秀でたGT性能にまずは惚れた。

1位 フェラーリ296GTB(GTS含む)

1位 フェラーリ296GTB

ハイブリッドが多くなり新型車への興味がめっきりと薄れた。特に乗後の余韻が減った。また乗りたいと思うクルマなど稀。そんななかスペインで乗った296の余韻はかなりのもの。制御を楽しむ新しさがある。早く日本でも長距離を試したい。

文=西川淳



(ENGINE2022年9・10月号)

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