2022.11.23

CARS

発表! 自動車評論家42人が選んだ「いま買っておきたいクルマ」2022年の総合第14位は、イギリスのスーパースポーツカーだ!

「痩せ我慢の美学」猛烈に速いのにジェントル! 第14位は?

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雑誌『エンジン』の大人気名物企画、「エンジン・ホット100ニューカー・ランキングス」。大激変期のいま、僕たちクルマ好きの欲望を一番刺激するクルマはいったい何か? 42名のホット100選考委員のジャーナリストと編集部員のそれぞれが、2022年の今だからこそ買いたいと考える20台に20(1位)〜1(20位)のポイントをつけて投票し、新車で買える熱々の100台を選んだ。2022年版のホット100に選ばれた注目の上位20台をカウントダウン形式で発表する。第14位に選ばれたのは?

「痩せ我慢の美学」猛烈に速いのにジェントル! 第14位は、マクラーレン720S

「F1などのコンストラクターで知られるマクラーレンが手掛けるロードカーの中で最もストイックな存在」(藤島)であるマクラーレン720Sは、「レーシングカーにナンバーを付けたと思えば分かりやすい」(菰田)。



サーキットでのハンドリングはもちろん、一般道でも「その出で立ちからは想像もつかない乗り心地の良さ」(松田)だし、「ヒタッと路面に張り付くような足まわりのタッチ」(渡辺)で、「ハーシュネスの遮断も決して悪くないけれど、それ以上にフラット感の作り方が見事」(大谷)と、多くの選考委員がサーキットでの限界走行から一般道まで快適に走れる、サスペンション・セッティングの守備範囲の広さを高く評価している。

そして「軽いボディの中央にハイパワーな縦置きエンジンをブチ込み」(山田)、「いまだにぎょっとする内外装のスタイリング」(上田)は「機能美と性能美」(飯田)を備える。「とにかく肌馴染みがいい」(渡辺)、「見事な一体感覚をもたらす運転席環境」(上田)もスーパースポーツならでは。「華やかだけどストイック。猛烈に速いのにジェントル。英国らしい“痩せ我慢の美学”に満ちた」(藤原)、「ブリティッシュ・レーシングの極み」(山田)だ。「内燃機関車としては最後のマクラーレンなのかも知れないが、それに相応しい走りの完成度の高さは別格」(村上)なのである。

「マクラーレン720S(スパイダー含む)」全長×全幅×全高=4544×2161×1196mm(クーペ)。ホイールベース=2670mm。車両重量=1430kg。720psを発揮する4リッターV8ツインターボを車体中央に搭載し、デュアルクラッチ式7段自動MTを介し後輪を駆動。車両価格=3530万円~

文=佐藤久実

マクラーレン720Sは広く票を集めて13人が投票! 119点を獲得!!
佐藤久実19pt+桂伸一18pt+松田秀志16pt+飯田裕子15pt+渡辺敏史13pt+藤原よしお10pt+編集部上田7pt+山田弘樹7pt+国沢光宏5pt+菰田潔3pt+藤島知子3pt+大谷達也2pt+編集部村上1pt(合計119pt)

720Sに投票した自動車評論家の「マイホット20」はこちらでチェック!
◆佐藤久実が投票した20台「変革期のクルマとして歴史に残る」
◆国沢光宏が投票した20台「最後の純エンジン車として選んだ」
◆菰田潔が投票した20台「後輪駆動のエンジン車に乗ろう!」

◆自動車評論家42人が投票で選んだ「いま買って乗っておきたいクルマ」 15位はこのクルマ!

(ENGINE2022年9・10月号)

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