世界で最もエンスージアスティックな自動車メーカーがつくった世界で最もエンスージアスティックなエンジン!
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雑誌『エンジン』の大人気名物企画、「エンジン・ホット100ニューカー・ランキングス」。大激変期のいま、僕たちクルマ好きの欲望を一番刺激するクルマはいったい何か? 42名のホット100選考委員のジャーナリストと編集部員のそれぞれが、2022年の今だからこそ買いたいと考える20台に20(1位)〜1(20位)のポイントをつけて投票し、新車で買える熱々の100台を選んだ。2022年版のホット100に選ばれた注目の上位20台をカウントダウン形式で発表する。第8位に選ばれたのは?一切の妥協を排して完成させたスーパー・コンパクト・ハッチ、GRヤリスが第8位にランクイン!第8位を獲得したGRヤリス。選考理由には熱いコメントが寄せられた。「トヨタはいま、世界で最もエンスージアスティックな自動車メーカーでもある」(今尾)、「いまどきこんな本気のホットハッチをつくることができるトヨタに拍手」(藤野)、「今や世界的に稀少な武闘派スポーツ・モデル」(国沢)、「これほどホットなコンパクトハッチは世界中を探しても他にない」(岡崎)「GRMNヤリスまで登場、トヨタだからこそこんなクルマがつくれるんだ」(村上)。
かつて『80点主義』と言われた時代と比べると、トヨタに対する期待値が高まっていることが分かる。GRヤリスはそのキッカケを作ったモデルであり、若い人はもちろん、スポーツ・モデルに魅せられてきた大人たちの心にも火をつけたようだ。コンパクトなボディを活かした軽快な身のこなし、精度高くクルマの挙動を操れる悦び。このクルマはハンドルを握って動き出した瞬間に自分の底に眠っていた野生を呼び覚ましてくれるのだ。「いいクルマを作ろう」という豊田章男社長の掛け声のもと、熱い社員たちが一体になって生みだしたのがGRヤリスだ。いまや多くの自動車メーカーの現在地は、電動化などに投資を集中させることになっている。環境規制でがんじがらめになり、走りが楽しい内燃機関車を出したくても出せない時代になった。そのあたりは各社の最新ラインナップを見ても明らかだ。
トヨタは「ハイブリッド車や燃料電池車、電気自動車もすべて本気」と語る一方で、スーパー耐久シリーズではカローラにヤリスの3気筒エンジンを積み、水素を燃やして走った。過酷なレースを通して内燃機関が存続する可能性も探っているのだ。GRヤリスを現段階で新型車として登場させた背景をみても、環境と共存しなければならない難しい時代だからこそ、我々が楽しいクルマを出し続けていこうじゃないかという気概を感じさせる。
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