ジープ人気にさらなる追い風　新型ミドルサイズSUVのコマンダーを正式発表前にチラ見せ

関耕一郎

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ジープが今秋発売予定のニューモデル、「コマンダー」の情報が公式ウェブサイトに先行公開された。

初代はジープのフラッグシップだった

コマンダーは今回の新型で2代目。初代はグランドチェロキーをベースに3列7人乗りにしたフラッグシップ・モデルで、2006～2010年に生産され、日本市場にも2009年まで導入されていた。

グランドチェロキーL似の凛々しいデザイン

新たに登場するコマンダーはグランドチェロキーLよりもひと回り、もしくはふた回りくらい小柄なミドルサイズSUVで、初代コマンダー同様に3列7人乗車レイアウトを採る。内外装を見る限り、ジープ・コンパスと共通性が高いように見える。

エクステリアは、現行ジープ・ラインアップの中で最上位モデルとなるグランドチェロキーLに着想を得たデザインで、コンパスよりもかなりエッジの際立つ角張った印象だ。インパネはほぼコンパスと同じデザインになっている。

2.0リッター・ディーゼル・ターボを搭載

エンジンは2.0リッター・ディーゼル・ターボを搭載。プラットフォームをはじめ、そのほかの機能面に関しては「ジープ・コンパス」と共有するものが多くなりそうだ。

ラングラーをはじめ高い人気を誇るジープが、規模の大きいミドルクラスSUV市場に放つニューモデルだけに、かなりの注目だけでなく受注を集めるに違いない。