2022.10.05

CARS

2CV風のシトロエン・ベルランゴ登場 導入されれば、人気沸騰は間違いナシ

シトロエンが日本でも人気を博す小型商用車のベルランゴをベースに、シトロエン往年の名車である「シトロエン2CV」をモチーフにしたエクステリアを持つ「ベルランゴ2CVフルゴネット」を発表した。

往年のシトロエン2CVタイプAUがモチーフ

ベルランゴのバンをベースに「2CVタイプAU」のスタイリングを再現。2CVタイプAUは2CVのボディ後半を箱型にした、いわゆるフルゴネット・タイプの商用バンで、1951年から数々の派生モデルを含めて1977年まで生産された。



イタリアのコーチビルダーと共同製作

シトロエンと共に共同でベルランゴ2CVフルゴネットを製作したのはイタリアのコーチビルダーである「カセラーニ」。カセラーニは2017年にシトロエンの商用車をベースにシトロエンHバンをイメージした車両を製作したなどの実績がある。

V型のボンネットや縦長のグリル、広範囲に施されたリブなど、2CVのフルゴネットで特徴的だった要素がふんだんに盛り込まれている。バック・ドアに備わる楕円形の縦型ウインドウも当時のデザインを踏襲している。ヘッドライトも同じ丸型だが、昔のように別体ではなく、ボディ内に埋め込まれている。グリルやバンパー、フェンダーなどの外装はグラスFRP素材で作られ、北イタリアのロンバルディにあるカセラーニの工房で組み付けられる。

パワートレインは、ガソリンが1.2リッター、ディーゼルが1.5リッターで、どちらも8段ATを組み合わせる。また航続距離275kmの電動バージョンも選択できるという。

欧州市場では10月1日から受注し、来年1月に生産を開始する予定だ。



文=関 耕一郎

(ENGINE WEBオリジナル)

無料メールマガジン会員に登録すると、
続きをお読みいただけます。

無料のメールマガジン会員に登録すると、
すべての記事が制限なく閲覧でき、記事の保存機能などがご利用いただけます。

いますぐ登録

advertisement

PICK UP



RELATED

advertisement