トヨタRAV4が一部改良　「ゴリゴリブラック」塗装でアウトドア志向を強めた特別仕様車も登場

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同門のトヨタ・ハリアーをはじめ、日産エクストレイルやホンダZR-V、マツダCX-60などと熾烈なライバル争いを行っているトヨタRAV４に一部改良が行われた。

PHVはモノグレードに

ラインナップでは、プラグイン・ハイブリッドのPHVを従来の3グレードから「RAV4・Z」のみのモノグレードへ絞り込んだ。また、これまでPHV車をエンジン車とハイブリッド車とは別のラインアップとしていたが、今回の改良を機にすべてのモデルを「RAV4」に集約することになった。

ドライブ・レコーダーになるルームミラーを採用

装備面では、安全装備の「トヨタ・セーフティセンス」の機能を強化。プリクラッシュ・セーフティに交差点右折時の対向直進車と右左折時の対向方向からの横断歩行者に対する検知機能を追加した。また、デジタル・インナーミラーに録画機能を加えることでドライブ・レコーダーとして使えるようになった。

コネクティッドナビ対応のディスプレイ・オーディオは10.5インチの大画面仕様を設定。車内Wi-Fiもオプションで用意される。そのほか、消臭や空気清浄に効果を発揮するナノイーXを標準装備化した。

ラインナップは、FF車がガソリンとハイブリッドともに各1グレード、4WD車はプラグイン・ハイブリッドが1グレード、通常のハイブリッドが3グレード、ガソリンが4グレードの構成となる。

価格は293.8万〜563.3万円。

立体感のある塗装で特別感をアップ

同時に、特別仕様車の「アドベンチャー“オフロードパッケージII”」を設定。4WD車の「アドベンチャー」グレードがベースで、フロント・バンパーやドア・ミラーなど、塗料を重ねて凹凸を設け、艶を抑えたゴリゴリブラック塗装を施した。ボディ・カラーはアーバンカーキとグレイッシュブルーにアティチュードブラックマイカのルーフを組み合わせた2タイプの専用2トーンを含め、5色から選択できる。

価格は388.4万〜450.3万円。