2022.11.08

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ジンのクロノグラフは「異色の左ボタン」【新世代「ダイバーズウォッチ」最前線】

ジン EZM13.1

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複雑機構からSDGs素材まで、機能も素材も新時代に突入し、多様化するダイバーズウォッチの最前線を探るシリーズ。プロフェッショナル・ユースのスペックを備えながら、日常的なファッション・アイテムとしても使える。そんなダイバーズウォッチにENGINEは着目する。今回は、ドイツの厳格主義を体現するジンの新作、EZM13.1を紹介しよう。

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プッシュボタンを左位置に配置して水中でも操作可能!

海中で素早く正確に読み取れる表示はダイバーズウォッチに必須の条件だ。したがって、時刻表示のみのシンプルな表示が最も適しているが、クロノグラフやフルカレンダーといった特別な複雑機能を加えたモデルもある。

スポーツシーンにおける実際の機能性もさることながら、ダイバーズウォッチの魅力アップに効果的なのは間違いない。


EZM13.1
ドイツ工業規格や欧州潜水器具規格などに準拠し、ドイツの厳格主義をまさに体現するのがジンのダイバーズウォッチだ。「EZM13.1」は、クロノグラフのプッシュボタンをケース左位置に配し、しかもそれが水中でも操作可能という、クロノグラフ搭載ダイバーとしては異色の設計。また絶対に外れない回転ベゼル、Arドライテクノロジーなど安全性への独自技術も際立つ。自動巻き。ステンレススティール、ケース直径41mm。500m防水。60万5000円。

文=菅原 茂

(ENGINE2022年9・10月号)
※価格は雑誌掲載時のものです。

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