2022.10.15

CARS

『007』で活躍したディフェンダーがオークションに出品され、3000万円で落札 

ランドローバーがジェームズ・ボンド映画の60周年を記念した2部制の公式チャリティオークションに特別な仕立てのディフェンダーを2台出品した。

劇中車の1台が登場

1台は、『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』のアクションシーンに登場したディフェンダー110のスタント・カー。撮影のためにカスタマイズされた10台の劇中車うち、「007」という車両識別番号(VIN)を持つ車両で、18.9万ポンド(約3044万円)で落札された。収益は英国赤十字社により、重要な人道支援活動に使用される。



劇中車をモチーフにした特別仕様車も出品

もう1台は、その劇中車をイメージしてSVビスポークが製作した「ディフェンダー110・V8ボンド・エディション」。基本的な仕様は以前世界限定300台で販売された同名のモデルの英国仕様がベースとなっている。インストルメントパネルのエンドキャップと呼ばれるパーツに「60 Years of Bond」のロゴが付け加えられており、フロント・ドアを開くとそれが確認できる。

落札額は16万3800ポンド(約2638万円)で、収益は自然保護慈善団体のタスクへ寄付。アフリカ全土での絶滅危惧種保護や生物多様性保全、地域コミュニティ活性化などに役立てられる。



文=関 耕一郎

(ENGINE WEBオリジナル)

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