2022.11.14

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ケースの一部は「漁網」を再生! ユリス・ナルダンの超リサイクル【新世代「ダイバーズウォッチ」最前線】

ユリス・ナルダン オーシャンレース ダイバー

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複雑機構からSDGs素材まで、機能も素材も新時代に突入し、多様化するダイバーズウォッチの最前線を探るシリーズ。プロフェッショナル・ユースのスペックを備えながら、日常的なファッション・アイテムとしても使える。そんなダイバーズウォッチにENGINEは着目する。今回は、再生素材が自慢のユリス・ナルダンの新作を紹介しよう。

リサイクル素材も登場!

強度や耐久性などの実用的観点から、ダイバーズウォッチには一般的にステンレススティールが用いられてきた。しかし最近になってさまざまな素材が登場し、新しい世界が展開している。

サステナブルなリサイクル素材をはじめ、船舶の伝統的な装備に由来するブロンズ、軽く堅牢で腐食にも耐え、海中のみならずスポーツシーンでも心強いチタンやセラミックなどなど。それぞれの挑戦に刮目せよ!


オーシャンレース ダイバー
2023年の外洋ヨットレースの公式タイムキーパー就任に合わせて発表された300m防水の「オーシャンレース ダイバー」は、再生素材をふんだんに利用。ケースの主体は自動車産業で使用されたステンレススティールのリサイクル素材を80%以上使用。さらにケース側面と裏蓋はカーボニウム40%と漁網を再生した素材のナイロン60%で作られ、逆回転防止ベゼルは100%カーボニウム、そしてストラップも漁網の再生素材だ。自動巻き。ケース直径44mm。パワーリザーブ約60時間。世界限定200本。137万5000円。


ケースの一部に用いられる再生素材のナイロは、漁港で使われなくなった漁網をフランスのFI L&FAB社が加工製造している。

文=菅原 茂

(ENGINE2022年9・10月号)
※価格は雑誌掲載時のものです。

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