2022.11.04

CARS

PHEVを引っ提げ、ジープ・グランドチェロキーに待望の2列仕様が登場

ジープが最上級モデルの「グランドチェロキー」に、2列5名乗車モデルを追加し、その受注を開始した。

グランドチェロキーLから全長を300mm短縮

先に発売された、ロング・ボディに3列7人乗車を組み合わせたグランドチェロキーLのショート・ボディ版となる。全長は4900mm、ホイールベースは2965mm。最上級モデルに相応しい端正なエクステリア・デザインはそのままに全長を300mm、ホイールベースを125mm短縮している。



プラグイン・ハイブリッドを初設定

パワートレインは2タイプ。注目はグランドチェロキー初の電動化モデルとなるプラグイン・ハイブリッド(PHEV)の設定だ。272ps/400Nmの2.0リッター直4ターボに63ps/54Nmと145ps/255Nmの2基のモーターを搭載し、システム総合出力は381ps/637Nmを発生。駆動用バッテリーは14.87kWhで、WLTCモード燃費は10.4km/リッター、モーターのみでの航続距離は最長53kmとなっている。

走行モードは「ハイブリッド」、「エレクトリック」、「e-セーブ」の3種類。ハイブリッド・モードではモーターとエンジンを併用しつつ燃料消費を抑え、・エレクトリック・モードではモーター駆動を優先する。

e-セーブ・モードでは充電レベルの維持を優先。目的地周辺でEV走行したい場合や、バッテリー残量を増やしたい場合に適しており、バッテリー節約とバッテリー充電のいずれかを設定画面で選択できる。また、回生ブレーキはブレーキ・ペダルの操作で作動し、エネルギー回生を最大化するモードも用意する。



2.0リッターのガソリン仕様も用意

ガソリン仕様はPHEVにも搭載されている2.0リッター直4ターボで、最高出力272ps/5250rpm、最大トルク400Nm/3000rpmを発生。トランスミッションは8段ATで、オンデマンド式4WDシステムを搭載する。

グレードは、ガソリン車が「リミテッド」のみ、PHVが「リミテッド4Xe」と上級グレード「サミットリザーブ4Xe」の2機種。ボディ・カラーは4色を設定する。

価格は892万〜1227万円で、PHEVは来春の導入が予定されている。



文=関 耕一郎

(ENGINE WEBオリジナル)

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