2022.11.05

CARS

ミニバンに飽きたら 日本に最適な3列7人乗りのジープ、「コマンダー」が登場 

ジープが新型車の「コマンダー」を発表し、受注を開始した。グランドチェロキーとコンパスの間に位置する中型サイズの3列7人乗りのSUVで、日本市場では販売が終了したチェロキーに代わるモデルとなる。

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初代とは全くの別モノ

ジープでは2000年代後半にコマンダーという車名のフラッグシップ・モデルが登場したが、そのモデルとは3列7人乗りというシートレイアウトを持つ点こそ共通だが、その後継車種ではなく、完全な新規車種だ。



グランドチェロキー似の端正なデザイン

エクステリアは現行ジープの最上位モデルである「グランドチェロキーL」と同じイメージのデザインだが、リア・ウインドウを立ち気味にし、ルーフを長く取ることで3列目シートの居住空間を確保。フロントの7スロット・グリルや台形ホイール・アーチなどジープの伝統的モチーフも盛り込まれている。ボディ・サイズは全長4770×全幅1860×全高1730mm、ホイールベースは2780mmとなっている。

インテリアは最大80度開くドアとともに2列目に操作が容易なタンブル機能を備えることで3列目への乗降性を向上。多様なシート・アレンジも可能となっている。荷室容量は5名乗車時で481リッター、7名乗車時で170リッター。装備は、ダイヤモンド・キルティングを施したレザー・シートや、Apple CarPlay、Android Auto対応の10.1インチ・タッチパネル付オーディオ・ナビ、ワイヤレス充電などを標準装備している。



ジープ初のディーゼルを搭載

エンジンはジープ・ブランドでは日本初導入となるディーゼルを採用。2.0リッター・ターボで最高出力170psを3750rpm、最大トルク350Nmを1750-2500rpmで発生する。トランスミッションは9段ATを搭載。「ジープ・コンパス」と同じ前輪駆動プラットフォームを用いているが、オンデマンド式の4WDシステムを備える。砂泥地、雪道、自動調整の3つパターンを備えた走行モード切り替え装置と、急坂を一定速で下降し安全性を保つヒルディセント・コントロールも装備する。

グレードはリミテッドの1タイプのみ。ボディ・カラーは4色で、2色の内装色がボディ・カラーによって振り分けられる。価格は597万円。

公式ウェブサイトでは、3Dコンフィギュレーターを導入。内外装のカラーやアクセサリー装着イメージを360度の3D画像で確認できる。



文=関 耕一郎

(ENGINE WEBオリジナル)

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