2022.11.28

CARS

家主はジェームス・ボンド!? アストン・マーティンがデザインした高級住宅が南青山に建設

アストン・マーティンが日本の企業との共同企画により、アストン・マーティンのデザインやラグジュアリーな世界観を表現した高級住宅を建てることになった。

66階の集合住宅も手掛ける

イギリス・ゲイドンにあるアストン・マーティンのデザイン部門はオートバイやヘリコプターなど自動車以外のデザインも手掛けていて、2019年に完成し、2023年夏に開業予定のアメリカ・マイアミにある66階建て集合住宅の企画で住宅のデザインにも初めて参画。さらにニューヨークのラインベックの戸建て住宅のプロジェクトも行っている。

リビングルーム

アジア初の試み

今回アジアでは初の試みとなる「デザイン・バイ・アストン・マーティン」の住宅は、高級不動産会社のVIBROA(ヴィブロア)とパートナーシップを提携し、設計および建設を行う。

「No.001南青山」と名付けられた日本でのプライベート・ホームの第1弾は東京・南青山に建設される。黒で統一した建物前面をはじめ外観デザインはアストン・マーティンのデザイナーによる主導の下で日本の建築家と協力して行われ、リビングやオフィス・スペース、寝室などインテリアや家具もアストンのデザイナーが手掛ける。

オフィスから見えるオートモティブギャラリー

愛車を部屋から眺められる

地上3階、地下1階という4階建ての建物には、オフィス・スペースから愛車を眺めることができる「オートモーティブギャラリー」と呼ばれるガレージをはじめ、ワインセラー、ホームシアター、ジム、プライベート・スパまでも完備。また屋上には東京の景色を一望できるルーフテラスを備える予定だ。

アストン・マーティン社のエグゼクティブ・バイスプレジデント兼チーフ・クリエイティブ・オフィサーのマレク・ライヒマン氏は今回のコラボレーションについて「最先端のデザインとテクノロジーに伝統的なハンドクラフトマンシップを融合させるという共通の情熱を持つ、ふたつのウルトラ・ラグジュアリーライフスタイル企業の融合」だと形容する。

来年から工事が始まり、完成は2023年11月の予定。この住宅に所有者は決まっているが、「No.001~」という名称からお分かりのとおり、要望次第では「002」、「003」の「デザイン・バイ・アストン・マーティン」住宅の建設を作成することも可能だという。

全景

文=関 耕一郎

(ENGINE WEBオリジナル)

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