2022.11.29

CARS

代官山に響くアバルトのエグゾーストノート! 限定車の「695トリブート131ラリー」も初披露!! アバルトの祭典、「ABARTH DAY 2022」開催

ABARTH DAY 2022開催! トリブート131ラリーも発表

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2022年11月6日の日曜日、東京の代官山T-SITEで、年に一度のアバルトの祭典、「ABARTH DAY 2022」が開催され、多くのアバルト・オーナーやファンが集まった。

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駐車場を埋め尽くすアバルトたち

この日、代官山T-SITEには、朝からたくさんのアバルトが集合。駐車場はあっという間にアバルトで埋め尽くされた。イベントのスタートは「モーニングクルーズ」から。T-SITEをベースにアバルト・オーナーが愛車を思い思いにドライブしながら互いに交流をはかるというもので、事務局がサーブしたモーニング・コーヒーを楽しみながら、新旧アバルトのエグゾーストノートに耳を傾ける参加者たちの様子は、まるでクルマ好きがイタリアの街角に集まったように見えたから不思議。年齢層も幅広く、さらに皆オシャレというのもイタリアンブランドのアバルトのイベントらしい。



また、今回のイベントでは、最新のアバルト・モデル「F595」と「595コンペティツィオーネ」の試乗も行われた。次々にスペシャル・モデルを市場に投入して、ファンを飽きさせることがないアバルトだが、今回の2台も大人気。試乗から戻ってアバルト談義に夢中になっている人々を見ると、アバルト愛がひしひしと伝わってきた。

そしてこの日はファンが喜ぶ目玉がさらにあって、これがめちゃくちゃ盛り上がった。その目玉というのは2023年に正式発売が予定されている限定車の「695トリブート131ラリー」だ。国内では初のお披露目となるこのモデル、その呼称からもわかるとおり、名車、131ラリーに敬意を示す限定車だ。アバルトの名もつくフィアット131ラリーが最後に世界ラリー選手権を戦ってから40周年を記念したモデルで、全世界で695台が販売される。





1.4リッター・ターボの最高出力は180馬力。0-100km/h加速は6.7秒で、最高速度225km/h。ブルー・ラリーと呼ばれるボディカラーは、かつての131ラリーを彷彿とする。さらに、排気系はアバルト独自のスポーツマフラーを進化させた「レコードモンツァ・ソヴラポスト」で、上下2本出しのマフラーも個性的。サスペンションは減衰力手動調整式ダンパーの「コニFSD」を装着。ブレーキはブレンボ製4ポット・アルミ・キャリパーと、前305mm/後240mmのディスクを備える専用システムを採用している。これはもうアバルト・ファンにはたまらない限定車だろう。

そんな限定車のお披露目や新型車の試乗、ファン同士のコミュニケーションと大いにも仕上がった「ABARTH DAY 2022」。今回は、コロナ禍も考慮して抽選での参加となったが、次回こそはさらに多くのアバルト・オーナーが自由に集るようになることを期待したい。

文=ENGINE編集部

(ENGINEWEBオリジナル)

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