2023.02.02

CARS

ホンダ最新の運転支援装置を体験! 日夜技術開発に勤しむ最前線のエンジニアたちに脱帽!!

Honda SENSING 360 Next Concept

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2050年に自社の2輪と4輪に因る交通事故での死者数をゼロにするという目標に向かい、日夜、運転支援装置の開発に勤しむホンダ。2022年12月に中国向けの新型CR-Vに新世代の「ホンダ・センシング360」という新システムが搭載されたタイミングで、次世代の運転支援装置を体験する機会が設けられた。

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エンジニアの努力が凄い

試すことができたのは、世界で初めてレジェンドに搭載されたレベル3のハンズオフ機能を安価な機構で実現しつつ車線変更支援を追加したもの、病気などで運転手が操作できなくなったときに減速・停止する、そして停止車両など前方に障害物があるのに回避行動をとらない際に注意喚起と回避支援を行うという3つの機能。いずれもテストコースではその有効性をしっかりと実感することができた。

ドライバー異常時対応システム ドライバー異常時1

もちろん機能は進歩しているが、それを公道で発揮させるには法律を含めて様々な障害が生じたり、2つの以上の障害があったときにどれを避けるかに議論の余地があることなど、機能が高度化すればするほど、また新たな課題が現れるのが運転支援の難しいところ。

ただ、運転支援装置の登場が運転の負荷が減り、事故の低減や軽減につながっているのは紛れもない事実。今回一番感じたのは優れた機能もさることながら、当日お会いしたこれらを開発する技術者への感謝と、これからも続く努力へのエールだった。

文=新井一樹(ENGINE編集部)



(ENGINE2023年2.3月号)

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