2022.12.26

CARS

ライバル脱落のなか、BMW・Z4がさらなる進化を遂げて日本に上陸

トヨタ・スープラとエンジンやプラットフォームといった主要部分を共有するBMWの2シーター・オープン・スポーツ「Z4」のマイナーチェンジ版が日本市場に導入された。すでに生産が終了しているメルセデス・ベンツSLKやモデルの終焉がアナウンス済みのアウディTTといったライバルたちがフェードアウトしていくなか、Z4はさらなる進化を遂げている。

advertisement


フロントまわりをリデザイン

改良の主な変更点はフロントまわりのデザイン。BMWの象徴であるキドニー・グリルが横長のハニカム形状が並ぶメッシュを持つ横基調の新しい意匠となった。ヘッドライトの内側を黒基調にするとともに、バンパー・ロワ・グリルのエア・インテーク形状を変更することで迫力が増した。

ラインナップはガソリン車のみの2機種設定。197ps/320Nmの2.0リッター直4ターボを積む「sドライブ20i」と、387ps/500Nmの3.0リッター直6を搭載する「M40i」が導入される。いずれも後輪駆動で8段ATの右ハンドル仕様だ。



2モデルともにMスポーツのエクステリアを採用

2グレードとも、エクステリアには「Mエアロダイナミクス・パッケージ」と「Mハイグロス・シャドー・ライン・エクステリア」を採用。前後とホイールのエンブレムはBMW Mの50周年記念仕様となる。sドライブ20iはグリルがクロームのフレームとマットアルミのメッシュでロールバーがブラック・ハイグロス、M40iはすべてセリウムグレーで統一されるのが各グレードの識別点となる。

ボディ・カラーは紫系のサンダーナイトをはじめ、ポルチマオ・ブルーとスカイスクレーパー・グレーのメタリック3色が新規設定された6色を用意。M40iではさらに、BMWインディヴィデュアルのマット塗装であるフローズン・グレーIIも選択できる。

納車開始は、2023年1月を予定している。

価格はsドライブ20iが714万円、M40iが894万円となっている。



文=関 耕一郎

(ENGINE WEBオリジナル)

無料メールマガジン会員に登録すると、
続きをお読みいただけます。

無料のメールマガジン会員に登録すると、
すべての記事が制限なく閲覧でき、記事の保存機能などがご利用いただけます。

いますぐ登録

タグ:

advertisement

PICK UP



RELATED

advertisement

advertisement

PICK UP

advertisement