これは絶対食べたい！　春には「ウニのマリネをのせた天豆のスパゲッティ」も登場予定！　シチリアで最も有名な女性シェフが手掛ける洗練された郷土料理！　美食家のあいだで話題の丸の内「バイバイブルーストウキョウ」

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本店でも人気のパスタ「イカスミのカバテッリィヤリイカと高海老ウニのスプーマ」

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ミシュランの星を10年間取り続けたことでも知られるイタリア・シチリア島の有名リストランテ。その姉妹店が丸の内に上陸。

日本の素材を活かす工夫も

丸の内にオープンした「バイバイブルーストウキョウ」は、ミシュランガイドで10年間1つ星を獲り続けたシチリアのリストランテの姉妹店。本店のシェフ、パトリツィア・ディ・ベネデット氏は、シチリアで最も有名な女性シェフだ。1991年の開業時はアメリカン・スタイルのバールだったが、1997年に彼の地の有名レストランガイドの「最高のペストリー賞」を獲得して食通の注目を浴び、リストランテにリニューアル。以来、シチリアの郷土料理の要素を生かしつつ、食後感が軽くなるように仕立てた、エレガントなコースが好評を博している。

東京店で楽しめるのも、まさにそんな料理。ただしパトリツィア氏が絶賛する日本産のマグロとウニは素材を活かすべく、本店と仕上げ方を変えているとか。たとえば「本鮪タジャスカ種オリーブの包み焼きカポナータのジェラート添え」のマグロは、本店ではしっかり火を入れるが、東京で出す場合は半生。春には本店で人気の、ウニのマリネをのせた天豆のスパゲッティが登場する予定だ。洗練されたシチリアの香りを、イタリアを旅するような気分で楽しみたい。

■「byebyeblues TOKYO」　東京都千代田区丸の内2-7-3 東京ビルディング1階104（東京トキアビル）Tel. 03-6812-2131 　無休　https://www.byebyeblues.tokyo

文＝小松めぐみ（フード・ライター）　写真＝古田登紀子

（ENGINE2023年2・3月号）

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