2023.01.23

CARS

マツダのロータリー・エンジンが11年ぶりに復活 PHEVの発電用としてMX-30に搭載

マツダはベルギーで開幕したブリュッセル・モーターショーで「MX-30」のプラグイン・ハイブリッド(PHEV)モデル、「e-スカイアクティブR-EV」を披露した。このクルマには発電用としてなんと、RX-8以来となるロータリー・エンジンが搭載されている。

レンジエクステンダーEV

ベースとなるMX-30は2020年に発売。2.0リッターのマイルド・ハイブリッドと、マツダ初の量産型電気自動車=バッテリーEV(BEV)をラインナップする。今回追加されたR-EVはシリーズ・ハイブリッド式で、既存のBEVモデルに発電用エンジンを追加したレンジエクステンダーEVだ。



新開発のシングル・ローター

8C型とよばれる新開発のロータリー・エンジンはシングル・ローターで、スペックなど詳細なデーターは公表されていないが、ジェネレーターや駆動用モーターと同軸上に配置される。これに駆動用のリチウムイオン・バッテリーと、50ℓの燃料タンクを組み合わせ、PHEVシステムを構築している。

17.8kWhのバッテリー容量はEVモデルの35.5kWhの半分程度。走行モードは、「EV」、「ノーマル」、「チャージ」の3つを用意。電力のみでの走行距離は欧州WLTPモードで85kmだという。充電は交流普通と直流急速の双方に対応。1500Wの外部給電機能も備えている。



発売記念車も登場

通常モデルに加え、特別仕様車の「エディションR」も公開された。内外装とも黒基調とし、ルーフ・サイドはマツダ初の乗用車である「R360クーペ」のルーフ・カラーを復刻したマローンルージュメタリックで塗装。フロアマットやヘッドレストにはローターがモチーフのバッジやエンボス加工が施されている。

11年ぶりにまずは発電用エンジンとしてよみがえったマツダ・ロータリー。はたして、かつて研究された水素燃料仕様などを含め、駆動用エンジンが復活する機会もあるのだろうか。



文=関 耕一郎

(ENGINE WEBオリジナル)

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