2023.02.16

WATCHES

世界中のコレクターが注目する日本初の独立時計師、浅岡肇氏がデザインした「クロノ ブンキョウ トウキョウ」のお勧めモデル!

クロノ ブンキョウ トウキョウ「カランドリエ Type1」

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日本を代表する大手メーカーのほかにも、小規模ながら個性的な時計を作るブランドが存在する。共通するのは、決まり事に縛られずに、あくまでも自分たちが作りたい時計を作るという姿勢だろう。国内外の熱心なファンたちが求めるものも、他では得難いユニークなオリジナリティだ。そうした日本発信の、いま注目すべき実力派ブランドを紹介する。

独立時計師、浅岡肇のデザインを楽しむ

日本初の独立時計師で、独立時計師アカデミー(AHCI)会員としても活躍する浅岡肇の個人製作による時計は今や世界のコレクター垂涎の的。近年スタートした彼のセカンドラインブランドには「CHRONO TOKYO」と「KURONO BUNKYO TOKYO」がある。いずれもデザインのみを手掛け、製造は外部委託。もともとデザイナーだった彼が、自分が欲しい時計を絵にしたというように、デザインワークそのものを楽しんでいることが伝わってくる。



3時位置の月と9時位置の曜日を左右対称に並べ、6時位置に日付表示を置くフルカレンダーモデル「カランドリエ Type1」は、ダイアルの形状、針と数字、コインエッジのベゼル、ケースの細部までデザイナー浅岡肇のセンスが息づく。GPHG2022チャレンジ部門にノミネートされた。自動巻き。ステンレススティール、ケース直径38mm、5気圧防水。KURONO公式ホームページ上のみで販売。24万3000円。

「34mm 」上質なカジュアルファッションに合わせることを想定したという独特の色使いをはじめ、アールデコのディテール、また男女を問わない34mmサイズが特徴の新作。自動巻き。ステンレススティール。5気圧防水。KURONO公式ホームページ上のみで4色各80本を販売。各15万円。

「34mm」は、上質なカジュアルファッションに合わせることを想定したという独特の色使いをはじめ、アールデコのディテール、また男女を問わない34mmサイズが特徴の新作。自動巻き。ステンレススティール。5気圧防水。KURONO公式ホームページ上のみで4色各80本を販売。各15万円。

文=菅原茂

(ENGINE2022年11月号)

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