トヨタの新車にサブスクで乗れるサービスで有名な"KINTO"。実は新車とは正反対のところにある「旧車」も得意分野なのだ。しかもそれを、レンタカーとして貸し出しているのだという。キントが誇る”特選旧車レンタカー”のうち2台を、エンジン編集部ムラヤマが試した。
旧車を気軽に体験できる
キントといえば「新車のサブスク」。エンジン編集部の長期リポート車の番外篇でお届けしているGR86は、まさにこのサービスで契約し、友人とのシェアリングするカーライフを実践しているものだ。諸費用もコミコミのわかりやすい価格設定かつ、運転者の制限もないから、自分自身で「購入」するのはハードルが高かったクルマも敷居が下がる。気軽に好きなクルマとのカーライフを体験することができる点で、これも新たなカーライフのあり方の1つだと感じている。
キントでは、そんなカーライフをより充実させるための旅行商品やカー用品、アクティビティ体験などを掲載したウェブサイト「モビリティマーケット」も展開している。ふと、自分ならどんな商品を選ぼうかと眺めていたときに目を奪われたのがコレ、旧車レンタカーだった。なぜ「新車のサブスク」の会社が旧車を手掛けているのだろうか。
キントと話をしてわかったことは、同社の主力事業である新車のサブスクで乗れるサービスは正確には「KINTO ONE」というものだけれど、それとは全く別の旧車コミュニティ「ビンテージ・クラブ」も運営しているということだった。同社が目指すのは、特定の層に限定せず、多くの「クルマ好き」に対して色々なクルマの楽しみ方を知ってもらうこと。その一つがこのクラブで、旧車の体験を今までより身近に楽しめるようにすることが目的なのだ。そこで始めたのが「旧車レンタカー」で、これがモビリティマーケットを通じて予約する仕組みになっているのだ。
「ちょっと古いクルマ」に目が無い私にとっては、すぐにでも飛びつきたくなるような話。すると「クルマが東京にあるのでぜひ乗ってみませんか?」という夢のような誘いを受けた。なぜなら、普段は貸出の拠点が愛知県内だから、なかなかその機会には恵まれないと思っていたからだ。聞いてみれば、昨年8月から10月末まで3ヶ月限定で、東京のGRガレージ三鷹で4台の旧車レンタカーを借りられる「東京キャラバン」を終えたばかりだった。そこで、愛知に回送されるまでの僅かな間を調整して、取材させてもらえることになったというワケだ。ちなみに、2023年5月20日から8月末までの期間中は、東京から始まった”旧車キャラバン”の第3弾として、静岡を拠点にしたレンタルやイベント開催が予定されている。
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