2023.06.25

CARS

「何買ってんねん!」と奥さんに怒られた(笑) プジョー1007 こんなにお洒落なクルマが、底値で買える! あなたのちょっと古いクルマ見せてください!

掘り出しもののプジョー1007(2006年型)とオーナーの吉谷さん。

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手を入れてこそ

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吉谷さんはかつて憧れていた昔のスノーボードなども、1007同様、個人売買などで手に入れてきたという。そしてボードなどのギアは消耗品で、時間の経過とともにプロが手を入れないと駄目になることを理解しているひとだった。使い潰したり、乗り潰したりはしたくない。だから1007のことも散々調べてウイークポイントを把握。購入前から整備のための工房を探して相談し、予算も確保しておくなど、迎え入れる体制は万全だったという。

2000年代のクルマで、日本である程度知られたプジョーというブランドなのに、わずか4年で生産を終えたせいか、消耗パーツはすでに一部が揃わなかった。でも、吉谷さんの熱意は冷めない。曇ってしまったライトを磨き、部品をあるだけ交換。故障しがちな5段自動MTのアクチュエーターをはじめ、クラッチ一式全部替えた。でも、そこまで手を入れても、2ペダル自動MTの乗り味は想像以上だったらしい。



「直って初めて乗った時はビックリ。こんなにガクガクするとは(笑)。でもパドルを使ったら、こんなもんかな、とすぐ慣れました。離れていてもボタン1つで開くドアのおかげか、どこでも気軽に行けるスニーカーみたい。でもステアリングはしっかり重くて、スピードを出しても安定していて、とてもこんな小さなクルマと思えない。ちょっとレアな名車、いや迷車かな(笑)。でも、実は知る人ぞ知る良さが色々ある」

1度だけ路上でギアが2速に固定してクルマを押すはめになったが、吉谷さんはめげない。それどころか1007の主治医の元に集うちょっと古いクルマたちに影響されたのか「フォルクスワーゲン・ルポとか、シトロエンXMも気になってきて」と笑う今日この頃なのである。

文=上田純一郎(ENGINE編集部) 写真=岡村智明 撮影協力=カークラフト

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(ENGINE2023年7月号)

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