2023.06.27

CARS

見た目だけでなく、性能も向上 新型アルファードとヴェルファイア用のGRパーツが発売

8年ぶりにフルモデルチェンジした新型トヨタ・アルファードとヴェルファイアに装着できるGRパーツが発売された。デザイン性だけでなく性能の向上に寄与するカスタマイズ・パーツを多数設定している。

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ヴェルファイアにはGRエアロパーツを設定

エクステリア用では、ヴェルファイアに「GRエアロパーツ・セット」(42.35万円)も設定。コーナーをカナード形状としたフロント・スポイラーや下部を翼型に近づけたサイド・スカート、浮き上がりを抑えるサイド部と揺れを低減するセンター部のフィンを備えるリア・バンパー・スポイラー、ドレスアップ・マフラーを同時装着する仕様。オリジナルの魅力を活かしたデザインで、スポーティで精悍なイメージを強めるとともに、空力性能の向上も図れる。



ドレスアップ・パーツも多数

そのほかに全車共通アイテムとして、エアロ・スタビライジング・フィンを持つGRスポーツ・サイドバイザー(3.63万円)や20インチ・ホイール&タイヤ(10万3950円/1本)、ドア・ハンドル・プロテクター(1セット3300円/1台分6600円)、カーボン素材のナンバーフレーム(前後各1.98万円)を設定。サイドバイザーにはメッキモール・タイプとヴェルファイアZプレミア・グレード用のブラックモール・タイプを用意する。



室内用パフォーマンス・ダンパーを新開発

今回のラインアップの中で一番の注目は、GRパフォーマンス・パッケージ(ガソリン車用:25.08万円、ハイブリッド車用:29.7万円)だ。ボディを補強する補強ブレースや制振機能を備えたパフォーマンス・ダンパーをセットにしたもので、パフォーマンス・ダンパーはシャシーへ設置するタイプに加え、シート下に装着する新開発の室内用を採用している。室内用は乗員頭部の左右への揺れを低減するとともに、微振動の吸収や路面からの大きな入力の減衰によって、とくに後席の快適性を高めるという。

補強ブレースはフロアとフロント・サスペンションメンバー部に装着。さらに、他車種で定評のあるドア・スタビライザーを組み合わせている。シャシー用と室内用のパフォーマンス・ダンパー、ブレース、ドア・スタビライザーは個別での購入と装着も可能。ただし、車両性能を最大限引き出すため、同時装着が推奨されている。



文=関 耕一郎

(ENGINE WEBオリジナル)

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