2023.08.09

CARS

間違いなく、コレがもっか最高のアルピナ フェイスリフトしたXB7に試乗!

BMWアルピナXB7

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2カ月前に乗ったアルピナのフラッグシップ、新型B8グランクーペに続き、今度は最上級SUVモデルの新型XB7に乗る機会を得て、その乗り味を軽井沢の山道と一般道で堪能した。エンジン編集長のムラカミがリポートする。

ひょっとするとB8グランクーペよりもいい?

アルピナといえば、高級スポーツセダンというイメージが強く、正直なところ、これまでSUVにはあまり魅力を感じることはなかった。だから今回、新しいXB7に試乗できると聞いた時にも、2カ月前に乗ったB8グランクーペほどのアルピナらしさは期待できないだろうと勝手に思い込んでいた。



ところが、乗ってビックリとはこのことで、試乗会の起点となった軽井沢のリゾート・ホテルの駐車場から走り始めてまだ敷地を出ないうちに、「これはひょっとするとB8グランクーペよりもいいどころか、現在のラインナップでもっとも伝統のアルピナの味を濃く持ったモデルかも知れない」と思わずつぶやいて、助手席にいたカメラマンを驚かせることになったのである。

それでは、そもそも伝統のアルピナの味とはなにか。私は何よりもまず、裏ごしに裏ごしを重ねて作ったポタージュ・スープのように、きめ細かく滑らかで、しっとりとした感触を持つステアリング・フィールにあると考えている。その繊細な感触を味わうためには、アルピナならではの手触りのいい最高品質のレザーがステアリング・ホイールに巻かれていることが必須なのだが、それとともに、リムが太すぎないことがとても重要な要素だと考える。そうしないと、あの独特の感触を手のひらで十分に味わうことができないのだ。

象徴的なアルピナ・ブルーのメーター・パネルを持つコクピット。


ところが、ベースとなるBMW車がどんどん小径でリムの太いものになるのに引きずられて、アルピナ車もいつのまにかレーシングカーばりの小径極太ホイールを装着するよう120になっており、とりわけ最近のB3系などは驚くほど太い。径が小さくなれば、当然パワーアシストも減らし、操舵力を重くしなければ危険なわけで、結果として、リムを太くして回しやすくするのだろうが、ラグジュアリーな要素よりもスポーツ性能を重視した方向に向かっているのは明らかである。それでもアルピナならではの滑らかさは残ってはいるものの、随分と薄められているような物足りなさを感じていたのだ。

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