2023.09.20

CARS

世界で最もコントロールしやすい1000馬力とは? 自動車評論家の斎藤聡が選んだ今欲しい20台がこれ!! 1位はイタリアのプラグインハイブリッドのスポーツカー!

10位 シボレー・コルベット(コンバーチブル、Z06含む)

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アメリカン・スポーツの進化形。アメリカンV8の力強く荒っぽい鼓動はそのままに、見事にミッドシップスポーツとしても破綻のない操縦性を実現している。

9位 日産GT-R(NISMO含む)


絶対的な速さを誇りながら、圧倒的な機械的信頼性を備えており、しかも驚くほどコントローラブル。意外なほど氷雪上での走りも良い。

8位 マセラティ・クアトロポルテ(GT、モデナ、モデナQ4、トロフェオ)

いま選ぶことのできるもっともエロティックなスポーツセダンだ。特にインテリアの得も言われぬオトナなイタリアンテイストは最高。

7位 BMW M3(セダン、ツーリング)&M4(クーペ、カブリオレ)


いまクルマのどのあたりに荷重が乗っているのかが手に取るようにわかる一体感がある。操作に対する正確度が高く、精度の高い走りが楽しめる。

6位 マツダ・ロードスター(RF含む)


速さではなく、一体感を重視することで人とクルマの関係性を突き詰めたスポーツカー。文字通り手足のようにクルマを操縦する快感が得られる。

5位 ポルシェ718ケイマンGTS 4.0&GT4(GT4 RS除く)


水平対向6気筒をマニュアル・トランスミッションで楽しむのにうってつけ。いまや911よりスポーツテイストが濃く、一体感のある走りは魅力的。

4位 ケータハム・セブン(170、480含む)


スポーツカーはこれだけシンプルでも十分なのだ。同時に、ボディ剛性が上がると操縦性が向上。クルマを進化させる理由が分かる。

3位 BMWアルピナD3S/B3(リムジン、ツーリング)


B3の魅力の本質は500馬力近いパワーではない。依然として鋳鉄シリンダーを採用する3リッター直6エンジンのパワフルなのにしっとりと吹け上がっていく独特の質感こそが魅力。それによく合った頑張りすぎない足回りのセッティング。

2位 アルピーヌA110(GT、S、R含む)


A110は世界でもっともコントロールしやすいミッドシップカーだ。Sは、運転精度をさらに高め、運転リズムをアップテンポにした仕様。攻めるほどクルマと乗り手のシンクロ率が高まっていく。そのときの高揚感、自在感、万能感は格別。

1位 フェラーリSF90(スパイダー含む)


システム出力1000馬力を誇るフェラーリ初のPHEVモデルSF90。どんなバケモノかと思ったら、リヤが滑ってもフロントモーター駆動の助けで容易に姿勢を崩さない。フェラーリは世界で最もコントロールしやすい1000馬力を作り上げた。

文=斎藤 聡

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(ENGINE2023年9・10月号)

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