2023.10.14

CARS

「選ぶのは、最後に取っておきたい面白いエンジン車だ!」 自動車評論家がいま本当に欲しいクルマを選ぶ! 佐野弘宗の第1位は男らしいあのスポーツカー

2023年版エンジンHT100ニューカー・ランキングス! 自動車評論家41人がもう一度自分の本音と正直に向き合い、"愛"と"欲望"でいま本当に欲しいクルマ20台を選んだ! いまクルマ選びはいったい何が正解なのか? どんなクルマがいいのか? 満足が得られるクルマはどれか? 自動車大変革期のいま、41人の自動車のプロたちが欲しいと思ったクルマを公表します! 自動車評論家の佐野弘宗さんが選んだマイホット20の1位は?

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BEVが普及していくなかで


今後も紆余曲折はあっても、電気自動車(BEV)化は進んでいくと思われます。充電インフラを不安視する声も多いですが、BEVがエンジン車と同じように使えないなら、それなりにクルマの使い方も変わりながらBEVは普及していく気がします。ただ、BEV時代が間近になるほど「最後に取っておきたい面白いエンジン車」に目がいってしまうのも事実。

20位 日産サクラ


発展途上のBEVも、少なくとも軽のような使い方ならBEVが好適と思わせてくれる。クルマとしても印象的な完成度で、パワトレ上質、乗り心地も優秀。

19位 フォルクスワーゲン・ゴルフ(GTI、R含む)


手ごろサイズで、とことん安定して、イージーに激速なオールラウンドスポーツ。「1台で趣味から生活まですべてこなす」という意味では無敵の乗用車。

18位 キャデラック・エスカレード


アメリカのパパラッチ現場ではおなじみの現代アメリカン・ラグジュアリー。こういう物量勝負のクルマづくりだけは、どの国もアメリカにかなわない。

17位 ジープ・グランドチェロキー(PHEV含む)


とくにロング・ボディ+可変ダンパーのたおやかな乗り心地に感動。この巨体の土台もアルファ由来のジョルジョ!どんだけ高ポテンシャルのプラットフォーム!?

16位 プジョー・リフター


いくつかある共通設計車のなかでも、走りの楽しさは随一。プジョー特有の超小径ステアリングで大きなバンボディを自在に操れるのはほかにはない快感。

15位 フィアット500e


賛否両論のBEVなれど、セカンドカーに割り切れるならすぐ欲しい。アシグルマとしてはすこぶるキュートで理屈抜きに楽しい。これなら素直に欲しい。

14位 日産GT-R(NISMO含む)


ずっと生産終了がウワサされつつも終わらないのは、日本のファンがきっちり完売させているからでもあろう。もうエンジン車禁止されるまで続けて!

13位 トヨタGRヤリス


デルタ・インテグラーレからセリカGT-FOUR、そしてWRXにランエボまで、中高年が憧れたラリー・エボ4WDの現代版。絶妙に小さいのがまた最高。

12位 メルセデスAMG A35 4マティック(セダン含む)/A45 S 4マティック+


2.0リッターで400ps超!「本物のハイチューン・エンジンとはこれをいうのか!?」と納得させられるトップエンドは、まさに絞り出されるような快感。

11位 ルノー・トゥインゴ


最小回転半径4.3mはどこでも躊躇なく入っていけるので都内や旧市街で最強。後輪駆動で走りもすこぶる楽し。エンジン仕様は生産終了が決定(涙)。

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