2023.09.29

CARS

「まずは安全で快適なことが大事!」 自動車評論家がいま本当に欲しいクルマ20台を選んだ! 森口将之の第1位とは?

モータージャーナリストの森口将之さんが欲望のままに選んだ20台とは?

全ての画像を見る
2023年版エンジンHT100ニューカー・ランキングス! 自動車評論家41人がもう一度自分の本音と正直に向き合い、"愛"と"欲望"でいま本当に欲しいクルマ20台を選んだ! いまクルマ選びはいったい何が正解なのか? どんなクルマがいいのか? 満足が得られるクルマはどれか? 自動車大変革期のいま、41人の自動車のプロたちが欲しいと思ったクルマを公表します! 自動車評論家の森口将之さんが選んだマイホット20の1位は?

安全快適に移動が基本


今年の春にスーパーカブを買いました。乗り始めて感じたのは、究極の実用車でありながら、とにかく操るのが面白いこと。なのでクルマは安全快適に移動できるという機能がまずあって、そのうえでデザインや走りで楽しめるものがいいという気持ちが強まりつつあります。今回のHOT20は、そんな気持ちを反映した結果になっています。

20位 スバル・レガシィ・アウトバック


ロングランで重要な安定性と安全性を高次元で備えつつ、見た目以上にオフもいける。今のスバルでは比較的シンプルな姿であるところも好み。

19位 日産スカイライン


3リッターV6ターボの後輪駆動スポーツセダンが500万円以下なのはバーゲンプライス。設計は古いが走りはまとまっている。もっと評価していい1台。

18位 スズキ・ジムニー(シエラ含む)


5ドアの追加が話題だけれど、ジムニーの魅力の源泉である圧倒的な走破性はショートボディなればこそ。個性派スモールカーとしてもそそられる。

17位 ボルボXC40(BEV含む)


洗練された北欧デザインとほっこりできる乗り味を、日本でも持て余さないサイズに凝縮。さまざまな電動化パワートレインが選べるところも北欧らしい。

16位 トヨタ・ハイラックス


世界各地で酷使される中で培った信頼性や耐久性は、見た目以上の逞しさを感じる。状況が許せば野菜や薪を運ぶような生活をともにしてみたい。

15位 DS 3(ディーゼルのみ ※2023年5月マイチェンモデル)


マイナーチェンジで3ドアだった先代と同じ名前に戻ったけれど、フレンチラグジュアリーを小さなボディにちりばめた立ち位置は唯一無二。

14位 フィアット500e


走りで個性を出しにくい電気自動車に、デザインの力で持つ喜びをプラス。エンジンがなくても楽しませようというイタリアらしいおもてなしがうれしい。

13位 レクサスLC(コンバーチブル含む)


デザインもエンジニアリングも統一したビジョンが見えにくいレクサスだけれど、これだけは別格。艶やかな姿と5リッターV8のコラボは世界に誇れる。

12位 プジョー3008


これだけSUVがあふれても、ひと目でわかる個性の持ち主なのはさすが。ディーゼルは最後の特別仕様車を残すだけなので、気になる人はお早めに。

11位 ルノー・アルカナ


カッコいいのに実用的。燃費がいいのに楽しめる。いろんな意味でフランスらしい。新たに投入されたエンジニアードの絶妙なコーディネートも魅力。

10位 テスラ・モデルY


バッテリー配置からギガキャストまで、テスラが構築した技術が次々に世界標準になりつつある。問題もあるけれど、この先駆性は認めるべき。

9位 フィアット・ドブロ


リフターやベルランゴもいいけれど、個人的にはツール感の強いフィアット版がいちばん好み。124や131などを思わせる機能重視の作りに惹かれる。

8位 ジープ・ラングラー(PHEV含む)


ラダーフレームに前後リジッドアクスルという構成は、新車の乗用車ではこれとジムニーだけ。PHEVも野山に分け入るようなシーンではプラス要素。

7位 モーガン・プラス・フォー


いまだに木の骨格を使い続けていることが、独特の走り味につながっている。それでいてエアコン・パワステ付きなのでイージーに乗れるところもいい。

6位 シボレー・カマロ(コンバーチブル、SS含む)


ル・マンでのNASCARの激走に撃ち抜かれてしまい爆上げ。選ぶならもちろん6.2リッターV8のSS。コルベットよりカジュアルに付き合えるところもマル。

5位 マセラティ・ギブリ(GT、モデナ、モデナQ4、トロフェオ)


マセラティもSUVが増えてきたからこそ、伸びやかなフォルムの低い場所に座り、煽情的な走りを味わうギブリの存在意義が増していると感じる。

4位 ルノー・トゥインゴ


輸入車では数少ない5ナンバーのコンパクトカーであり、かつ希少なリア・エンジンの走りが味わえる。考えてみればかなりマニアックな存在。

無料メールマガジン会員に登録すると、
続きをお読みいただけます。

無料のメールマガジン会員に登録すると、
すべての記事が制限なく閲覧でき、記事の保存機能などがご利用いただけます。

いますぐ登録

advertisement

PICK UP



RELATED

advertisement