2023.11.03

LIFESTYLE

ミシュラン・シェフが監修する「アヤタナ」がホテルのメインダイニングとしてオープン 伝統的なタイ料理が日本の京都で楽しめるという幸せ! 

ココナッツミルクの風味が生きたメイン「ビーフリブのペナンカレー」

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タイの有名シェフが監修する「アヤタナ」が京都のホテルのメインダイニングとしてオープン。美食家の大人も楽しい時間を過ごせるレストランだ。

ココナッツミルクは搾り立て

9月に京都に開業したタイ発のラグジュアリー・ホテル「デュシタニ京都」のメインダイニングは、本場でも途絶えていた伝統的なタイ料理を提供する「アヤタナ」。料理を監修するのは、過去複数年にわたりミシュランの一ツ星を獲得したバンコクのタイ料理店「ボー・ラン」(2021年閉店)のシェフ、ボー・ソンヴィサヴァ氏とディラン・ジョーンズ氏だ。



食材は毎朝厨房で搾るココナッツミルクや、18カ月熟成の海老ペースト、大原の自家畑の野菜など、厳選されたものばかり。

コースは精進料理の概念に基づく洗練されたアミューズ5品から始まり、後半は大皿料理6品と有機新米のライスが一斉に登場する。バナナの葉に包まれた「北東部風の蒸し魚」や「ビーフリブのペナンカレー」などの料理は、素材の味と発酵調味料やハーブの香りが調和したタイ伝統の味わい。デザートや小菓子も逸品揃い。

京都でタイの美食を満喫するというのも乙である。

文=小松めぐみ(フード・ライター) 写真=田村浩章





(ENGINE2023年11月号)

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