2023.10.02

CARS

NSXの後継車となるEVスポーツカーも出展されるか? ホンダがジャパン・モビリティショーの事前情報を公開

ホンダが東京モーターショーに替わって開催される「ジャパン・モビリティショー2023」の出展概要を発表した。

テーマは「Honda DREAM LOOP」

ホンダ・ブースのテーマは「Honda DREAM LOOP」。ホンダの夢を形にしたモビリティを起点に、未来に向けてユーザーの夢が多様性に満ちて広がっていくことを表現する。4輪や2輪にとどまらず、航空機やロボット、モバイル電源、燃料電池モジュールなど展示内容は多岐にわたる。



5つのテーマを設定

ブース内は、「時間の制約からの解放」、、「限りある資源の制約からの解放」、「空間の制約からの解放」、「人の生活圏の拡張」、「人の能力と可能性の拡張」という5つのテーマを設定し、それぞれのテーマに沿った展示が行われる。



2台のBEVコンセプトが登場

「時間の制約からの解放」と題したエリアでは、ワールドプレミアとなる「スペシャリティ・スポーツ・コンセプト」と、北米向けに公開した電動SUVである「プロローグ」のプロトタイプを展示する。スペシャリティ・スポーツ・コンセプトは事前情報で写真は公開されなかったが、NSXの後を継ぐ電気自動車=バッテリーEV(BEV)を示唆するモデルなのではとウワサされている。

プロローグ・プロトタイプ

シティとモトコンポが復活!?

「限りある資源の制約からの解放」エリアには、初代シティを思わせるBEVの「サステナ-Cコンセプト」と、1980年代に登場した折り畳み式の原付2輪車の「モトコンポ」のように車内へ積み込める2輪車の「ポケット・コンセプト」という2台のコンセプト・モデルが見どころ。汎用性が高い可搬式バッテリーの「モバイルパワーパックe:」と、それを動力源とする電動スクーターの「SC e:コンセプト」も披露する。

ポケット・コンセプト

空を移動する

「空間の制約からの解放」エリアでは、空のモビリティを提案するeVTOL(電動垂直離着陸機)の1/5模型と搭載するガスタービン・ハイブリッド・システム、ホンダの小型機「ホンダジェット・エリートII」の1/4模型と実物大インテリアを公開する。

eVTOL

人と生活を豊かにする

「人の生活圏の拡張」エリアには、人工知能搭載モビリティの「CI-MEV」と2024年発売を予定する軽商用EVの「N-VAN e:」のプロトタイプが登場。「人間の能力と可能性の拡張」を提案するエリアでは、遠隔作業を可能にするアバターロボットや移動中に両手が使える腰掛け型モビリティの「ユニ-ワン」などを目にすることができる。

ジャパン・モビリティショー2023は東京ビッグサイトで10月28日〜11月5日に一般公開される。

CI-MEV

文=関 耕一郎

(ENGINE WEBオリジナル)

無料メールマガジン会員に登録すると、
続きをお読みいただけます。

無料のメールマガジン会員に登録すると、
すべての記事が制限なく閲覧でき、記事の保存機能などがご利用いただけます。

いますぐ登録

advertisement

PICK UP



RELATED

advertisement