2023.10.17

CARS

これまでの概念を打ち破るオシャレなセニアカー、「SUZUKI Go!」をジャパン・モビリティショーで初公開

スズキがシニアカーの未来像を予感させる「SUZUKI Go!」を、ジャパン・モビリティショー2023で初公開する。

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車名の「G」をモチーフ

台形のサイドビューは、車名の頭文字であるアルファベットのGをイメージ。高齢者向けに提供するスズキ・セニアカーより若々しく遊び心あるデザインだが、四隅に大径タイヤを配置するなど安定感も追及している。また、乗員に落ち着きと安心感を与えるよう、身体を囲むラップアラウンド・フレーム構造を採用。デザイン性と実利の両立を図った。



原動機付車椅子の規格に収まる

ボディ・サイズは全長×全幅×全高=1200×700×945mmで、シニアカーを含む原動機付車椅子の規格に収まる。最高速度は6km/hで、歩道走行が可能だ。前後のライトは自動点灯式で、右左折時のウインカー点滅も自動で行う。前後各4個の超音波センサーを装備し、障害物との接近時には警告音を発するとともに自動減速する機能も備える。

フレーム前部のビルトイン・グリップは乗降時に掴みやすい位置と形状を検討。操縦はジョイスティック式で簡単に操作でき、ボタン類や表示はシンプルに徹した。積載スペースはシート下に配置。独自の車体形状がサイドからの積み下ろしも可能にする利便性を実現しながら、外付けバスケットより防犯性は高そうだ。



広いユーザー層が狙える

ボディ・カラーのバリエーションはビビッドな色合いも含めた展開。市販化された際には、従来のシニアカーに抵抗を感じる高齢者はもちろん、若年層の電動車椅子ユーザーにとっても新たな選択肢となりそうだ。

ジャパン・モビリティショー2023の一般公開は10月28日〜11月5日。スズキブースは東5ホールに出展する。



文=関 耕一郎

(ENGINE WEBオリジナル)

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