2023.11.21

CARS

次期三菱デリカD:5かも? より現実的なコンセプトがそう想像させる三菱のコンセプト・モデル、D:X登場

11月5日に目標を上回る111万2000人の来場者を集め閉幕したジャパン・モビリティショー2023で三菱がショーの主役として出品したのはMPV(マルチ・パーパス・ヴィークル=多目的車)のコンセプト・モデルである「D:Xコンセプト」だ。

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ミニバンとSUVを組み合わせる

ミニバンとSUVを組み合わせたコンセプトを持つD:Xコンセプト。このスタイリングと「D:」で始まる車名から、2007年に発売された三菱のロングセラーにして人気モデルの「デリカD:5」の後継車を示唆しているのでは想像を膨らませてしまう。



オフローダー色の強いエクステリア

スタイリングはまさにデリカらしいオフローダー色の強いデザインだ。キャビン前方から太いDピラーまでサイド・ウインドウが続くボクシーなボディに、前後スキッド・プレートやサイドステップ・プロテクター、大きく張り出したクラッディング・パネルといったオフローダーのようなパーツを組み合わせ、足元には走破性を高める大径タイヤを履かせている。

フロントまわりは三菱のデザイン・コンセプトである「ダイナミックシールド」を発展させたもの。ヘッドライトは、T型ライトとプロジェクションレーザーライトを採用し、路肩まで広く照射して前方の道幅を的確に把握させる。車体には、デリカD:5に用いられる環状骨格構造の強化版を採用し、高い安全性と広い室内を両立する。



シースルー・ボンネットを採用

鼻先まで伸びたフロント・ウインドウは視認性を高めるとともに室内の開放感や宙に浮いたような運転体験をもたらす。足元まで前方の路面状況を投影し、前輪切れ角も表示するシースルー・ボンネットも安全な運転に寄与するデバイスだ。

インテリアは全席に回転と上下動が可能なパノラミック・シートを装備。走行時には前方視認性を確保する高い視点を確保し、休憩時には前後席の乗員が対面できるレイアウトとすることを可能にした。



EVではなく、より現実的なPHEV

パワートレインはプラグイン・ハイブリッド(PHEV)を想定。日常的な走行はほぼ電動、長距離はハイブリッドとして、環境への配慮と使い勝手や走りの楽しさを追求する。駆動系は走る、曲がる、止まるを統合制御する「S-AWC」を採用した電動4WDで、全天候型の走行性能や背の高さを意識させない乗用車的な乗り味を実現するという。

ジャパン・モビリティショーに出展されたコンセプト・カーの多くが電気自動車=バッテリーEV(BEV)だったのに対し、より現実的なPHEVを選んだD:X。もしかしたら、この独創的なスタイリングを雛型としたモデルが6代目デリカとして登場する可能性は意外と高いかもしれない。



文=関 耕一郎

(ENGINE WEBオリジナル)

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