日産ノートがマイナーチェンジ　ミニバンのセレナに似た新顔を採用でイメージチェンジを図る

著者をフォロー
記事を保存

全ての画像を見る

日産が「ノート」をマイナーチェンジ。2024年1月下旬に発売する。

先進的なイメージのエクステリアに変更

ノートは日産のBセグメント・ハッチバックで現行型が3代目。「トヨタ・ヤリス」、「アクア」、「ホンダ・フィット」などがライバルとなる。今回のマイナーチェンジではより先進的なイメージのエクステリアに変更するなど改良が加えられた。

デジタルVモーション・デザイン

フロントまわりにデジタルVモーションと呼ばれる、「セレナ」をはじめとする日産の最新ラインナップに共通のモチーフを採用。ヘッドライトの下には左右各2本のメッキパーツを配し、グリルはボディ・カラーに応じて、有彩色にはボディ同色、無彩色にはダークメタルグレーを組み合わせる。

16インチのホイール・キャップは水引に着想を得た幾何学模様の新デザインに変更。リアにはバンパー下部に左右非対称の模様を入れた。ボディ・カラーには新たに、光が当たると赤みが増し陰に入ると青みが強調されるスミレ、鮮やかなターコイズを加え、14色を展開する。

水引モチーフを採り入れたインテリア

インテリアではダッシュボードに水引モチーフのデザイン処理を採用。シート地はランダムストライプの入った抗菌仕様のトリコットで、ブラック系とグレー系が用意される。

機能面ではLED式ヘッドライトを標準装備化し、夜間の視認性向上を図った。また、容量を拡大して上下2段に区切ったグローブボックスにより、取扱説明書やティッシュボックスなどかさばる小物の収納性を高めた。さらに、インテリジェント・キーに接近時アンロック、降車時オートロックの各機能を追加している。

eパワーを踏襲

パワートレインは1.2リッター直3にモーターを組み合わせたシリーズ・ハイブリッドの「eパワー」を踏襲。駆動方式は前輪駆動（FF）と専用のモーターで後輪を駆動する4WDの2タイプから選べる。

価格は、FFの「X」が229.9万円、4WDの「X FOUR」が258.06万円となっている。