2023.12.24

CARS

あの人気車種の新型が8位 【主筆ライター関が選ぶ、2023年の10大ニュース、第8位】

試乗記をはじめ、ライバル比較やクルマ好きの著名人のクルマ人生を紐解く企画など、数多くのクルマ関連記事を取り上げてきた「ENGINE WEB」。なかでも、新型車紹介を軸にする「自動車ニュース」では2023年に450本以上のニュースをお届けしてきた。今回は2023年にお届けした自動車ニュースの中から、主筆を務めるのが関 耕一郎氏に10大ニュースを選んだもらった。その第8位を発表。

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新型ルノー・カングー日本発売

2023年に私がENGINE WEBで執筆した約460本の自動車関連ニュースから、気になる10本をピックアップ。第8位に選んだのは、熱狂的ファンの多いルノー・カングーの新型上陸だ。



日本市場向けにアレンジ

先代比で全長が210mm、全幅が30mm、ホイールベースが15mm拡大するなど、ひと回り大きくなった新型ルノー・カングー。キャビンは2列5人乗りで、荷室容量は5人乗車時が775リッター、最大2800リッターで、先代より115〜132リッター増加している。パワートレインは131ps/240Nmの1.3リッター直4ガソリン・ターボと116ps/270Nmの1.5リッター直4ディーゼル・ターボをラインナップ。トランスミッションはいずれもデュアルクラッチ式7段自動MT(DCT)だ。

日本でのニーズを十分に検討した日本独自の仕様を設定するも新型カングーのトピックだ。バンパーはボディ同色のみならず、日本では人気の高い無塗装の黒を設定。また、黒バンパーとダブルバックドアという組み合わせは日本専用だという。



カングーもロング・ボディを出す

ただ、これまでほぼカングーのひとり舞台だったこのマーケットで、現在はステランティスが傘下の3ブランドで「シトロエン・ベルランゴ」「プジョー・リフター」「フィアット・ドブロ」という競合車種を展開。カングーには設定のない3列シート仕様の存在も強みに勢力を拡大している。そこでルノーは、9月にミュンヘンで初披露した新型のロング版となる「グラン・カングー」を、10月に開催された毎年恒例のファンイベント、カングー・ジャンボリーで急遽公開。導入スケジュールは未発表ながら導入が約束され、多くの関心を集めた。

カングーを取り巻く市場は選択肢の増加でこれまで以上の盛り上がりを見せている。そんななか、走行性能や快適性で先代モデルに肉薄しようと意気込んだライバルを、新型で再び突き放したとルノーは自負する。また、ロング版だけでなく、MT車や電気自動車=バッテリーBEVの導入も気になるところ。趣味性と実用性を妥協なく満たしてくれるクルマとして、カングーへの興味は尽きない。



文=関 耕一郎

(ENGINE WEBオリジナル)

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