2024.01.01

CARS

ハイラックスに好敵手登場 12年ぶりに三菱トライトンが復活し、ピックアップ市場がさらに活発に 

初代トライトンの登場は1978年で、新型は約9年ぶりに刷新された6代目となる。なお、トライトンが日本に導入されるのは約12年ぶりだ。生産はタイ工場で、すでにタイでの販売は開始されている。日本仕様は2列シートを持つダブルキャブで、駆動方式は4WDだ。

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ハイラックスと同サイズ

新型は「パワーforアドベンチャー」をコンセプトに、内外装デザインだけでなくシャシーやラダー・フレーム、エンジンまで全面的に見直した。ボディ・サイズは全長×全幅×全高=5360×1865×1795mm(GLS)、ホイールベースは3130mm。ライバルのトヨタ・ハイラックとほぼ同サイズだ。上級グレードのGSRはオーバーフェンダーとルーフレールが追加されるため、全幅が1930mm、全高が1815mmへと若干拡大する。

インテリアは車体の姿勢変化をつかみやすい水平基調のダッシュボードに、視認性の高いモニターやメーター、スイッチを配置。スイッチやセレクターは手袋をつけていても確実に操作できるように節度感のあるデザインにした。



副変速機付きの4WDを搭載

エンジンは新開発の4N16型2.4リッター直4ディーゼルで、2ステージ・ターボを用い、204ps/470Nmを発生。トランスミッションは6段ATだ。

4WDシステムは副変速機を備えた「スーパーセレクト4WD-II」を採用。後輪駆動の「2H」、フルタイム4WDの「4H」のほか、センターデフ直結の「4HLc」と、さらにローギアードな「4LLc」の4段階の切り替えが可能だ。加えて、2Hでは「エコ」、4Hでは「グラベル」と「スノー」、4HLcでは「マッド」と「サンド」、4LLcでは「ロック」という走行モードがそれぞれ選択できる。

グレードはベーシックなGLSと上級仕様のGSRの2タイプ。ボディ・カラーは6色設定だ。2024年2月15日の販売開始を予定している。

価格は、GLSが498万800円、GSRが540万1000円



文=関 耕一郎

(ENGINE WEBオリジナル)

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