2024.01.27

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「ノモス グラスヒュッテ」 どこも真似できない! 唯一無二の文字盤デザインが目を惹く

タンジェント ネオマティック39ブルーゴールド

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エンジン時計委員が2024年に身に着けたいシンプルな時計を熱く語る。LESS IS MOREーー少ないのが豊か! かつて腕時計の文字盤は白、銀、黒、青色が、ケースはゴールドもしくはスティールが圧倒的主流であった。もちろん、百花繚乱、多芸多才……といった言葉が当てはまりそうな華やかな時計たちも魅力的だが、2024年は、“少ないのが豊か”を改めて見直してみたい。今回は、これぞ「LESS IS MOREーー少ないのが豊か!」の象徴的デザインが光るノモスの「タンジェント ネオマティック39ブルーゴールド」を紹介する。時計委員会メンバーふたりの意見やいかに!


「インデックスの数字書体が白眉」柴田充

装飾をそぎ落としたシンプルさとはいうけれど、言い方を代えればそれは一点にフォーカスするための秀麗なデザインだ。タンジェントで目を引くのは数字。長体をかけたサンセリフ書体はロシアン・アヴァンギャルドを思わせる。単なる記号としてだけでなく、革命や革新の思想を幾何学形態に抽象化する。それはかつてのYMOのアートワークやグラフィックデザイナーのネヴィル・ブロディを想起させる。この数字があればほかには何もいらない。




「色とフォントで見事に差別化」細田雄人

シンプルな3針の場合、ディテールで他モデルと差別化を図ることは困難だ。その限られた制約の中で勝負をかけた好例が、タンジェントのブルーゴールド文字盤である。同作がありがちなサンレイブルー文字盤を持つドレスウォッチと異なるのは、サンセリフ体の洒落たインデックスとブランドロゴのタイポグラフィが、程よいポップ感を与えているから。色だけでなく、フォントも使って文字盤の差別化を図れるブランドは、ごく一部に限られる。




タンジェント ネオマティック39ブルーゴールド

バウハウスのデザイン理念を継承する「タンジェント」は代表作。最新モデルのブルーゴールドダイアルは、ブルーの彩りの中に下地のゴールドめっきがかすかに煌めき、それをサンバースト仕上げで強調した美しいデザインが印象的。フラットでスリムなケースに薄型自動巻きムーブメント、ネオマティックを搭載する。ステンレススティール、ケース直径39mm、5気圧防水(51万7000円)と直径35mm、3気圧防水(48万9500円)の2種類。

(ENGIN2024年2・3月号)

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